昨今の水害の激甚化・頻発化に鑑み、河川管理者が管理する治水を目的とするダムに加え、利水ダムの洪水調節への活用が求められていることを踏まえ、令和2年度より、利水ダム等における事前放流について、「三重四水系ダム管理連絡調整協議会」の設置や治水協定の締結等、関係利水者の協力を得て取組が推進されてきました。
今後、事前放流の取組をより効果的に実施する必要があることから、河川法改正により、利水ダム等の関係者が参画するダム洪水調節機能協議会制度を創設し、洪水調節機能の向上の取組の継続・推進を図ることとされました。
鈴鹿川・雲出川・櫛田川・宮川水系の三重四水系では、「三重四水系ダム管理連絡調整協議会」を継承する形で、令和3年10月8日に「三重四水系ダム洪水調節機能協議会」が設立されました。
三重四水系の既設ダム