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鈴鹿川（すずかがわ）で見られる生物

植物（しょくぶつ）

• 大臣管理区間だいじんかんりくかんの代表的な河辺植生かわべしょくせいは、多年生草本群落であるツルヨシ群落で、囲うより1.0kmから28.5kmまでの両岸に広く分布しています。また、ヤナギ高木林こうぼくりんであるジャヤナギ・アカメヤナギ群落が小面積ですが、1.0kmから27.0kmまでの両岸に点在して分布ぶんぷし、落葉高木林らくようこうぼくりんのムクノキ・エノキ群落が7.0ｋｍから27.0ｋｍまでに分布しています。
• 大臣管理区間より上流の周辺山林はスギ・ヒノキ植林が主体で水田水草すいでんすいそうが点在しています。
• 鈴鹿川派川の河口付近かこうふきんには塩沼地えんしょうち植物群落であるホソバノハマアカザ群落、アイアシ群落が分布しています。

魚類（さかな）

• 近鉄鈴鹿川橋梁きょうりょうがより下流は感潮区間かんちょうくかんがであり、ボラ、スズキ・マハゼなどの汽水性魚種きすいせいぎょしゅがが主に生息せいそくしています。
• アユ・ヨシノボリ（カワヨシノボリを除く）などは主に大臣管理区間において生息しています。
• オイカワ・ギンブナなどは感潮区間を除く鈴鹿川のほぼ全域で生息しています。
• 上･中流域を主な生息場とするカワムツ・カワヨシノボリなどは木田橋きだばし付近より上流で生息しています。

鳥類（とり）

• 下流域かりゅういきから中流域ちゅうりゅういき及び内部川うつべがわで三重県の県鳥けんちょうであるシロチドリやオオヨシキリを見ることができます。
• ほぼ全域でカワセミ・カワウ・チョウサギなどが確認されています。

鈴鹿川に生きる貴重きちょうな生き物たち