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櫛田川（くしだがわ）で見られる生物

植物（しょくぶつ）

• 大臣管理区間だいじんかんりくかんの高水敷こうすいしきには、代償植物だいしょうしょくぶつとしては多年生草本群落であるセイタカアワダチソウ・ススキ群落が河口より0から8kmまでの高水敷に広く分布ぶんぷしているほか、スギ・ヒノキ植林が区間内に点在てんざいしています。また、自然植生しょくせいとしては、ヨシ群落が河口より0から3kmまでの水辺に分布しているほか、多年生草本群落のツルヨシ群落が9から19kmまでの水辺に広く分布しています。
• 大臣管理区間より上流の周辺の山林はスギ・ヒノキ植林が主体でシイ・カシ萌芽林とほうがりんが点在しています。また、飯南町から飯高町にかけては沿川に茶畑が点在しています。

魚類（さかな）

• 東黒部ひがしくろべ頭首工とうしゅこうより下流は感潮区間かんちょうくかんであり、ボラ、スズキなどの汽水性魚種かきすいせいぎょしゅが主に生息しています。
• コイ、ギンブナ、ウナギなどは主に大臣管理区間において生息しています。
• アユ、ウグイ、オイカワ、ハゼ類などは櫛田川のほぼ全域で生息しています。
• 渓流けいりゅうを生息場とするアマゴは主に勢和村せいわむら付近より上流で生息しています。

鳥類（とり）

• 河口部では、カモ類集団分布地やシギ、チドリ類集団分布地が確認できます。

櫛田川に生きる貴重きちょうな生き物たち