国道23号名豊道路 全線開通の効果
国道23号名豊道路全線開通の効果をご説明します。
全線開通の効果[1] 名古屋から豊橋方面へのアクセスが向上します
名古屋から豊橋までは、国道1号を利用すると約1時間50分かかりますが、時速60kmで走行可能な名豊道路の全線開通により、所要時間が約50分短縮されます。
慢性的に渋滞する一般道の利用を余儀なくされていた物流車両等が、名豊道路の利用に転換することで、一般道の渋滞緩和・物流効率化が期待されます。
全線開通の効果[2] 日本を支える「自動車産業」のさらなる成長に貢献します
名豊道路に直結する三河港は、完成自動車を含む機械類及び輸送用機器が輸出額の約97%を占め、完成自動車の輸出台数が全国第2位と、全国を代表する完成自動車の輸出港です。
名豊道路が全線開通したことで、自動車組立工場から三河港までの完成自動車の輸送時間が短縮し、さらには輸送回数の増加等の効果が期待されます。
全線開通の効果[3] 災害時の迅速な活動を支援します
三河地域の太平洋沿岸部は、東南海地震発生時に津波浸水被害が懸念される地域です。
名豊道路は、発災時に優先的に道路啓開を行う「くしの軸」となる広域支援ルートを形成していることに加え、沿線には、広域物資輸送拠点や防災活動拠点が整備されています。被災時には輸送拠点に供給された物資の輸送や避難人員の移動、救援・救助活動を担う道路として、災害時の迅速な活動を支援します。
国道23号名豊道路全線開通の効果は以下よりご確認いただけます。