まんなかビジョン
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語句の解説

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 アルファベット


【あ行】
 
アウトカム指標
「その事業が完成することによって、国民生活がどのようによくなるのか」といったように、事業をおこなったことによってもたらされる成果や効果を「アウトカム」という。
 
アセットマネージメントシステム[asset management system]
道路の舗装、橋梁、トンネルなどの構造物を社会資本整備における資産と捉え、その損傷や劣化等を将来に渡り把握することで、最も費用対効果の高い維持管理を行うこと。
 
アフターコンベンション[after convention]
観光や宿泊等、イベントやコンベンションで訪れた人のアフタータイムやリラクゼーション。
 
洗堰
木材や石材、竹材などにより築造した堰。灌漑(かんがい)用水の取水を目的としたものと水量調節のためのものとがある。
 
ウォーキング・トレイル[walking trail]
近年増加している歩行愛好者のために、歩きやすいよう整備した道路。建設省が96年度から、市街地ではタウン・トレイル、郊外ではカントリー・トレイルとして事業化している。河川敷や海岸を含めた自然を生かしながら、史跡など地域の名所をつなぐコースを設定し、歩行者ネットワークをつくることを目ざしている。
 
ウォーターフロント[water front]
海岸や河川、湖沼などの水辺、水際のこと。
 
エクスカーション[excursion]
遊覧旅行、周遊旅行のこと
 
オープンスペース[open space]
都市における,建物などのない空いたゆとり空間。公園・広場・河川の水辺・敷地内の空地など。
 
温室効果ガス
赤外線は地球から宇宙に熱を逃がして地球を冷ましているが、この赤外線を通しにくい種類のガスをいう。二酸化炭素、水蒸気、メタン、亜酸化窒素、オゾン、代替フロンなど。
 
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【か行】
 
改正SOLAS条約
海事・港湾のセキュリティー強化を目的とした海上人命安全条約のことをSOLAS条約といい、2002年12月に条約が改正され「改正SOLAS条約」と呼ばれている。これに伴って、平成16年6月末までに、国際航海に従事する旅客船や貨物船(総トン数500t以上)、その関係船会社及びこれらの船舶の使用に供される港湾では、所要の保安対策を行う必要がある。
 
合併浄化槽
し尿だけでなく台所や風呂などの生活雑排水も一緒に処理する浄化槽。下水道のない山間部などではきわめて有効とされる。
 
川と海のクリーンプロジェクト
行政とボランティアが協働して、伊勢湾に流れ込む河川や海岸の清掃活動をおこなう取り組み。
 
環境インフラ
湾岸や河川、運河などを骨格に、緑農地や歴史文化資源などを活かした歩道や自転車道あるいは水の循環システムなどを配備して、環境に配慮した地域を形成する上で基幹となる空間として整備するもの。交通インフラ、情報インフラに次ぐ第三のインフラとして考えられている。
 
環境施設帯
幹線道路の沿道に設けられた植栽帯や歩道のこと。交通量の多い幹線道路の沿道における騒音や大気汚染等の影響を軽減するために設けられる。
 
喫水調整
船舶の水面から船底までの深さが入港予定の港の水深よりも深い場合に、直前に入る港で積載貨物の調節等を行うことにより、安全に入港できるようにすること。
 
京都議定書
京都で行われた「気候変動枠組条約第三回締約国会議(1997年)」で採択された、先進締約国の温室効果ガス排出の削減目標値を定めた国際協定。
 
建設副産物
建設工事に伴い副次的に発生する土砂や資材(材木やコンクリート等)のこと。
 
建設リサイクル推進計画2002
国土交通省における建設リサイクルの推進に向けた基本的考え方、目標、具体的施策を内容とする計画(目標年度平成17年度)として策定されたもの。
 
構造改革特区
規制改革を行うことによって民間活力を最大限に引き出し、経済の活性化を図る目的で、地域の特性に応じた規制の特例を導入する特定の区域
 
国際ハブ空港
周囲の空港に放射状に伸びた航空ネットワークを形成し、乗り継ぎ客の結節点となる空港。
 
コミュニティゾーン[community zone]
住宅地において、歩行者の安全性・快適性・利便性の向上を図ることを目的として、車の走行速度を抑制させる仕掛けを設けるなど歩行者優先の生活道路を整備する地区のこと。
 
コミュニティバス[community bus]
地域の住民フ利便向上等のため一定地域内を運行するバスで、車両仕様、運賃、ダイヤ、バス停位置等を工夫したバスサービス。
 
コンベンション[convention]
大規模な会議や見本市などを指す。地域の活性化や観光の振興に向けて、特に国際会議等の誘致が各地で活発になっている。
 
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【さ行】
 
サインシステム[sign system]
表記や色彩、デザインなどをわかりやすく統一した道路標識や交通機関の標識、施設の案内表示のこと。
 
サスティナブル[sustainable]
「持続可能な」の意味で用いられ、環境への負荷を最小限に抑え、持続的に安定した生活環境が維持されるように配慮することを意味する。
 
山林保全措置制度
ダム事業者が付替道路の建設を行う代わりに、地元自治体のダム周辺山林を取得し、その山林の管理費用を負担して山林を保全する制度。
 
事業評価
個別の公共事業や研究開発について、その必要性や成果に対して事前や中間・事後に評価する制度。
地震防災対策強化地域/地震防災対策推進地域
大規模な地震が発生した場合著しい地震災害が生ずる恐れがあるため、地震防災に関する対策を強化する必要がある地域のこと。
 
シックハウス[sick house]
建材に使われた接着剤や壁材から出るホルムアルデヒドなどにより目が痛くなったり咳が出たりする症状を引き起こす住宅。新築直後、こうした症状(シックハウス症候群)が発生する住宅が問題となっている。
 
住宅性能表示制度
住宅を取得しようとする人が、性能の面から住宅を比較したり評価できるように、住宅のもつ性能を統一した基準に従って評価、等級付けする制度。
 
就従比
従業人口(就業者の勤務地の人口)/就業人口(就業者の居住地の人口)。就従比が1.0を越えた(従業人口>就業人口)場合、昼間に就業者が集まることを意味する。
 
浚 渫
河川や湖沼の水底や海底の土砂や岩石を取りさらうこと。
 
静脈物流ネットワーク
循環資源を収集・運搬するため、大気汚染防止・地球温暖化対策、交通の円滑化等の観点も踏まえて、循環型社会に対応した環境負荷の小さい物流体系。
 
人工リーフ
人工的に設けた暗礁・砂州のこと。
 
親水性護岸
水際の景観に配慮した植栽や、遊歩道や休憩施設などを設けて、水辺に親しむ空間として、整備した護岸のこと。
 
スーパー中枢港湾
我が国のコンテナ物流においてコスト・サービスを向上させるための先導的・実験的な試みを官民が一体となって推進する「場づくり」として国が指定するもの。
 
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【た行】
 
中部の観光を考える百人委員会
中部地域の国際観光及び国内観光、産業文化観光の振興を図るため、民間の方々を中心に幅広い関係者が広範囲に話し合い、必要な方策について検討や提言を行うとともに、情報交換を行える場として、平成12年3月に設立した会議。
 
都市再生緊急整備地域
民間事業者による都市計画提案、既存の用途地域等に基づく規制を適用除外とした上で自由度の高い新たな都市計画を定める「都市再生特別地区」といった都市計画上の措置を設けるとともに、当該地域内の認定されたプロジェクトに対する金融支援措置を講じられる地域。
 
トランジットモール[transit mall]
バスや路面電車などの公共交通機関と歩行者の通行だけを許す市街地地域。
 
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【な行】
 
ナノテク[nanotech]
ナノテクノロジー[nanotechnology]の略称。1ミクロンよりも3ケタ小さい単位のことをナノメートル(100万分の1ミリ)といい、ナノ単位で加工・計測する超々精密技術のこと。
 
苦潮(青潮)
海底にある酸素の少ない海水が、強風で海面近くに上昇して海が青白く見える現象のこと。青潮が発生すると、酸素が欠乏し、魚などが死滅してしまう。
 
ノンステップバス[nonstep bus]
ステップをなくし直接車内に乗り降りできるように設計されたバス。具体的には地上面から床面までの高さが約30B程度など、低床バスよりも厳格な基準を満たす必要がある。
 
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【は行】
 
パークアンドライド[park and ride]
郊外の駅まで車で行き、そこから、バスや電車に乗って市街地等へ向かう方式。
 
ハートビル
公共施設やデパート、劇場、ホテル等の不特定多数の人が利用する建築物において、出入口や廊下、階段、便所等を高齢者・身体障害者等が円滑に移動できるように措置されている建築物のこと。平成6年に制定されたハートビル法(「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律」)によって、公共施設等の不特定多数の人が利用する建築物にする努力義務が定められている。
 
ハザードマップ[hazard map]
災害を予測するための地図。実際には火山爆発や洪水の予測についてつくられることが多い。
 
ヒートアイランド[heat island]
自動車・建物から大量の熱が放出され、帯熱しやすいアスファルトで地面がおおわれていることが原因でおこる、都市中心部の気温上昇。
 
干潟
潮がひくことで現れる遠浅の所。満潮時には冠水する。有機物が堆積しやすく、渡り鳥にとっては、越冬地または渡りの中継地として重要な場となる。
 
閉鎖性水域
湖沼や内湾など、周囲の大部分を陸地で囲まれた水域。水の出入りが少ないため、水資汚濁が進みやすく改善しにくいといった特性を有する。
 
ボトルネック[bottleneck]
円滑な流れが妨げられて支障を来している状態。
 
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【ま行】
 
マネジメントサイクル[management cycle]
管理サイクル。効果的な管理を行う為の段階。一般的には2つのマネジメントサイクルが有名である。[1]企画立案(Plan)→実施(Do)→評価(See) [2]計画(Plan)→実施(Do)→確認(Check)→対策実行(Act.)
 
みなとまちづくり
国、港湾管理者、地元市町村といった行政関係者や港湾関連事業者に加えて、地域のNPOなどの市民の参加の下で、港を活かした地域づくり・地域活性化を考える取り組み。
 
藻場
水底のうち、大型水生植物が群落状に生育する場所の総称。海草類の生育する「海草藻場」、コンブ類の生育する「海中林」などに分けられる。
 
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【や行】
 
有脚式離岸堤
海岸浸食や高潮を防ぐため、沖合いに海岸線と平行に造られる構造物で、波の勢いを弱める機能と陸上部への波の侵入を食い止める効果がある。有脚式離岸堤は、鋼管杭によって離岸堤を支える構造になっており、海底の地形によって設置場所が制限されることがなく、また、海岸付近に生息する生物に対する影響も少ないといった利点がある。
 
ユニバーサルデザイン[universal design]
障害者はもちろん誰もが使える、すべての人のための製品・建物・空間などに対するデザイン。
 
養浜工
人工的に海岸に土砂を運んで、侵食が進んだ砂浜海岸を再生したり、新たに海浜を生み出す工法。 
 
ヨシ原
葦などが生い茂る湿地帯のこと。近年の研究では、多様な生物が生息する環境を形成していることと水質浄化作用を持つことが明らかになっている。
 
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【ら行】
 
ライフライン[life line]
生活・生命を維持するために必要な水道・電気・ガス・通信などのネットワークシステム。災害などでこれらの機能が停止することは市民生活に大きな支障となる。
 
リードタイム[lead time]
輸入貨物が到着してから荷主が荷物を引き取るまでに要する時間。
 
リサイクルポート[recycle port]
広域的な静脈(リサイクル)物流ネットワークの拠点となる港湾のことで、総合静脈物流拠点港と呼ばれる。2002年度の国土交通省の重点施策に掲げられており、第一次指定として室蘭港・苫小牧港、東京港、神戸港、北九州港の四カ所が、さらに平成15年には二次指定として三河港、八戸港、姫川港等13港湾がこれに指定された。
 
リダンダンシー[redundancy]
代替性。災害発生時に、一部の破壊が全体の機能不全につながらないように、あらかじめ交通ネットワークやライフライン施設を多重化したりすること。
 
リノベーション[renovation]
建築物などを改修し、真新しく再生させること。第5次全国総合開発計画「21世紀の国土のグランドデザイン」においては、大都市空間を修復、更新し、有効に活用する意味として用いている。
 
緑陰道路プロジェクト
街路樹の剪定を極力控え、自然のあるがままの状態に保つことで緑豊かな街路にすることを狙いとして、街路樹を剪定しない道路の管理について、地域住民の協力を得ながら、試行的に行われている取り組み。
 
ローカル・アイデンティティ[local identity]
地域独自の価値観、地域らしさのこと。
 
ローカル・ルール[local rule]
地域の実情に応じて、構造基準の緩和などの最適な構造を適用すること
 
ロジスティクス[logistics]
物の流れを、最も効率的に行うための総合的なシステム
 
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【アルファベット】
 
CNG自動車
圧縮天然ガス(CNG)を燃料とする自動車のこと。CNG自動車は、ぜんそくなどの健康被害を及ぼすとされる粒子状物質を排出せず、窒素酸化物(NOx)、炭化水素(HC)などの排出量も従来のディーゼル車に比べて大幅に低減できることから低公害車として注目されている。
 
ETC[Electronic Toll Collection system]
高速道路等の料金所や検札所の通過をスムーズにするため、道路に設置されたアンテナと車載機器間の無線交信を介して自動的に通行料金の精算が行われるシステム。
 
GIS[Geographical Information Systems]
地理情報システムと呼ばれ、電子地図上に様々な情報を重ね合わせて表示したり、分析するシステムのことで、社会資本整備の計画や環境・防災アセスメントなど公共事業以外にも不動産や物流など応用範囲が広い。
 
ITS[Intelligent Transport Systems]
高度道路交通システム。最先端の情報通信技術を用いて、「人」「道路」「車両」を一体的なシステムとして構築する社会システム。
 
ITS世界会議
学術的討議・技術報告・展示・現場での体験などによる、lTSに関する世界最大の情報発信の場として、毎年世界の主要都市で順次開催されている。愛知・名古屋で2004年10月に開催される。
 
NPO[Non Profit Organization]
営利目的でない社会貢献活動を行う団体(民間非営利団体)を指す。1998(平成10)年に成立した特定非営利活動促進法(NPO法)は、非営利活動を行う団体に法人格を与え社会的に認知することで、非営利活動としての社会貢献活動の推進を目指している。
 
PFI[Private Finance Initiative]
公的部門による社会資本の整備・運営に民間資本や経営ノウハウを導入し、民間主体で効率化を図ろうという政策手法のこと。
 
PI(パブリックインボルブメント)[Public Involvement]
様々な情報交換や対話を通じて地域住民の意見を行政に反映していくた゚の手法の総称。
 
SI方式[Skeleton & Infill]
建築の段階から構造体(スケルトン)と 間取り・内装・設備などの内部仕様(インフィル)を分離して考え、 構造体の耐久性と、内部仕様の更新性・可変性を高めたもの
 
TDM[Transportation Demand Management]
交通需要マネジメント。車の利用の仕方や生活の工夫によって交通需要を調整し、交通混雑を緩和させる。
 
VICS[Vehicle Information Communication System]
道路上に設置した情報通信施設と車載機器との間で通信をおこない、現在位置の案内や道路案内などの情報を提供する情報通信システム。
 
3R(リデュース、リユース、リサイクル)
2000年6月に「循環型社会基本法」の基本理念として「3R」が提唱されました。3Rとは、リデュース(廃棄物の排出抑制)、リユース(商品、部品としての再使用)、リサイクル(原材料としての再利用)のこと。
 
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