まんなかビジョン

Project 11 エコ・中部プロジェクト
2004年3月版
目標3、4の達成を目指して

循環型社会を形成し、地球環境保全を推進するため、温室効果ガス排出量の削減や、リサイクル拠点の形成、静脈物流ネットワークの構築、間伐材の利用促進、下水道資源の有効利用、公共土木工事の建設副産物の再資源化、縮減等を図ります。
また、住宅、建築物の屋上緑化、自然・未利用エネルギーの活用、SI方式の導入等による省エネルギー化の推進を図ります。
プロジェクトに対する地域の声
自然と調和する既存資源を上手にコーディネートするというスタンスが重要だ。(ビジョン討論会)
都市計画は整備を進めると同時に環境保全も行っていくことが重要。(ビジョン討論会)
地球温暖化を抑制するため、エコ中部プロジェクトは特にこれからの次世代に向けて必要だと思う。(ふれあい広場)
山村住民である私にとって、いたるところでの山林の荒廃が気になる。間伐材を利用する事によって、よりよい環境が生み出されれば幸いと思っています。(ふれあい広場)

リサイクルポートのイメージ
リサイクルポートのイメージ
広域的なリサイクル施設の立地に対応するとともに、低廉で環境にやさしい海上輸送により広域ネットワーク化を図る総合静脈物流拠点港(三河湾)を整備します。

自然エネルギーの活用
■自然エネルギーの活用
(アーバニア志賀公園)出典:都市基盤整備公団
地球規模の環境問題を深刻に捉え、自然エネルギーを有効に活用するため、住宅における太陽光利用を促進します。
再生材、間伐材を利用した砂防施設、看板、建設工事におけるコンクリート型枠等
■再生材、間伐材を利用した砂防施設、看板、建設工事におけるコンクリート型枠等
健全な森林づくりのために伐り出される間伐材を有効に活用するため、「もくもく作戦」(岐阜県)、「木づかい運動」(静岡県)や「建設リサイクル推進計画2002」などを推進します。

グリーン庁舎イメージ
■グリーン庁舎イメージ
建築分野での二酸化炭素排出量の削減を図るため、太陽光発電や雨水利用、屋上緑化など環境負荷低減技術を活用したグリーン庁舎 (環境配慮型官庁施設)の整備を推進します。
刈谷地方合同庁舎イメージ
■刈谷地方合同庁舎イメージ【H15完成】
太陽光発電、屋上緑化や雨水利用など環境負荷低減技術を活用した「グリーン庁舎」として、刈谷地方合同庁舎を整備します。

その他の事業箇所
中部空港地方合同庁舎【国】(H16完成予定)
名古屋税関麻薬探知犬管理センター 【国】
(H16完成予定)
四日市法務総合庁舎【国】(H15完成)
刈谷地方合同庁舎【国】(H15完成)
静岡地方合同庁舎【国】(H15完成)

エコエアポート
■エコエアポート
エコエアポートとは、空港及び空港周辺において環境の保全及び良好な環境の創造を進める対策を実施している空港であり、例えば、航空機の補助エンジンではなく空港の地上動力を利用することにより、CO2排出の削減、周辺への騒音影響低減を図る等の施策を推進することです。
APU:補助動力装置(駐機時、機内に電力を供給したりジェットエンジン始動に使ったりするために航空機に搭載されている装置)
GPU:固定動力装置(空港施設等から電力を供給)

下水道資源・施設の有効利用
■下水道資源・施設の有効利用
循環型社会の形成に資するため、下水道が有する、水、汚泥、熱等の利用可能な資源・エネルギーの有効利用、処理場上部や下水道管渠の空間利用など、下水道資源、施設の有効利用を図ります。
CNG自動車(道路パトロール車)
CNG自動車(道路パトロール車)
道路パトロール車をはじめとする建設機械には、CNGとガソリンのどちらでも使用できるバイフューエル方式を採用し、CO2の排出を削減します。

| × このウィンドウを閉じる | | ↑ ページトップへ戻る |