まんなかビジョン

Project 7 東海環状ものづくり回廊プロジェクト
2004年3月版
目標1、2の達成を目指して

名古屋東部丘陵・東濃・鈴鹿山麓などに展開する優れた研究開発機能を、東海環状自動車道等によって交通で結びつけることにより、産業の育成、感性豊かな新技術・新産業の育成を図ります。
また、古くから現代にかけて中部地方に培われてきた匠の技やモノづくりのブランド化を図り、中部地方を代表する観光ルートとしても情報発信を行うとともに、地域の産業・文化を活かした交流拠点を整備し、交流人口の拡大を図ります。
プロジェクトに対する地域の声
県境を跨ぐ道路について、もっと県同士が連携して一体的に取り組んでいただきたい。(ビジョン討論会)
観光や集客について、お互いに手をつなぎ地域一体となって取り組めば、世界中から観光客が訪れる地域になるのではないだろうか。(ビジョン討論会)
中部地方は分散型の地域構造であり、各地域を結ぶ道路ネットワークの整備が必要。(ビジョン討論会他)

平成記念公園「日本昭和村」
■平成記念公園「日本昭和村」
昭和30年代前半までの山里の景観を再現した都市公園で、東海環状自動車道沿線の交流拠点施設、周辺の観光資源、地場産業等を結びつけ産業観光や文化観光を振興する「美濃ミュージアム街道」の中心拠点として整備します。
花フェスタ記念公園(体験学習施設)
■花フェスタ記念公園(体験学習施設)イメージ
【H16追加開園予定】
「花フェスタ2005ぎふ」が開催される花フェスタ記念公園では、7,000品種のバラを収集する「世界一のバラ園」とともに、体験学習施設の整備を推進します。
河川環境楽園(世界淡水魚園水族館)
■河川環境楽園(世界淡水魚園水族館)イメージ【H16完成予定】
平成16年7月に「長良川の源流から河口までと世界の淡水魚」をテーマに、自然を総合的に捉え、生息環境を綿密に再現し、魚類だけでなく、昆虫、鳥類、小動物及び水生植物等を展示する「世界淡水魚園水族館」が開館します。

ものづくり回廊(過去)
■ものづくり回廊(過去)
中部地方は、東西両大都市の中間に位置し、豊かな土地・水資源、優れた港湾機能等の恵まれた立地環境もあり、明治以降、紡績、織物、染色等の繊維をはじめ陶磁器等の生活関連産業に始まり、その後、繊維・工作機械、航空機・自動車産業が生まれ、昭和10年代には既に現在の産業・技術の基盤が確立されてきました。
ものづくり回廊(現在)
■ものづくり回廊(現在)
戦後の高度経済成長の中で、繊維、陶磁器をはじめ繊維・工作機械、自動車等の多様な機械産業とともにアルミ、石油化学、鉄鋼等を中心とした素材系産業が立地集積した。特に、自動車、工作機械産業は海外からの技術導入に加え、独自技術の開発による世界レベルの製品品質と生産管理技術を背景とした世界市場への積極的な展開もあり、以後今日まで地域のリーディング産業としてのみならず輸出基幹産業として我が国経済の発展を牽引してきました。

Project Map
■ものづくり回廊(未来)
東海環状自動車道によって結ばれる沿線の都市地域の地域住民、企業及び行政が、地域間を結ぶ新たな軸を生かすという視点から、相互に理解を深め、地域の活性化に資する新たな「人、モノ、文化、情報」の交流・連携をつくりだしていくことを促すために必要な取組を行います。

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