まんなかビジョン

Project 1 名古屋港等国際競争力強化プロジェクト
2004年3月版
目標1、2、3の達成を目指して

中部地方の主要港湾において、背後地域とのアクセスの向上を図るための道路整備、港湾諸手続のIT化などハード、ソフト一体となった物流効率化の取り組みによって、物流コストの低減や所要時間の短縮を図るとともに、港湾のセキュリティ充実を図るため、保安対策を推進します。
名古屋港においては、四日市港との連携を図りつつ、アジア主要港を凌ぐ港湾サービスを提供するスーパー中枢港湾の育成を目指し、大水深コンテナターミナルの整備や航路整備を行います。また、その他の港湾においては、背後地域の産業競争力の強化を図るにあたり、質の高い輸送サービスを提供するために、多目的国際ターミナル等の整備を推進します。あわせて、三河湾の湾口部における海上交通のボトルネックの解消を図ります。
プロジェクトに対する地域の声
企業は、国内だけでなく国際的な競争にさらされ苦境にある。今後は、物流面のメリットがないと企業誘致はできないだろう。(ビジョン討論会)
港は産業港としての機能が核にあり、地域住民との接点がなかなか見出しにくいが、港の機能や港の重要性を分かってもらえるように働きかけていくことが必要。(ビジョン討論会)
港の活性化という点では、規制などによって成長の芽を摘み取らないよう気をつけるべき。(ビジョン討論会)

名古屋港飛島ふ頭南地区コンテナターミナルイメージ【H17完成予定】
■名古屋港飛島ふ頭南地区コンテナターミナルイメージ
アジア主要港を凌ぐコスト・サービスの実現を目指して、ヤード内荷役の自働化など次世代高規格コンテナターミナルを整備します。
あおなみ線路線図

国際幹線航路中山水道航路全景【H16完成予定】 車両イメージ 金城ふ頭駅イメージ
■国際幹線航路中山水道航路全景
航路内の浅瀬や暗礁を除去することにより、三河港・衣浦港に入港する大型船舶の安全かつ安定的な航行が可能となるとともに海上輸送コストの低減を図ります。
■西名古屋港線(あおなみ線)
従来、名古屋ー稲永間で貨物専用線として運行されていた西名古屋港線を複線・電化及び高架化して旅客線化し、併せて金城ふ頭まで延伸整備します。

改正SOLAS条約に対応した港湾施設保安対策イメージ
改正SOLAS条約に対応した
港湾施設保安対策イメージ

テロ等の危険を水際で阻止するために、港湾施設保安計画を平成16年6月末までに作成して、監視カメラ・フェンスの設置や保安要員の配置といった港湾施設の保安対策を行っていきます。
輸出入・港湾諸手続のワンストップサービスのイメージ
■輸出入・港湾諸手続のワンストップサービスのイメージ
港湾関連諸手続に係る各システムを相互に接続、連携させるワンストップサービスの実現が平成15年7月に可能となり、既に名古屋港等で実現されているが、今後は、港湾管理者の参加港の更なる拡大を図るとともに、より使いやすいシステムへの改良に努めていきます。

四日市港霞ヶ浦北ふ頭地区国際海上
■四日市港霞ヶ浦北ふ頭地区国際海上
コンテナターミナルイメージ】
背後圏への企業立地が進む四日市港において、物流機能強化と輸送コスト削減を目指した大水深コンテナターミナルを整備します。
御前崎港女岩地区
■御前崎港女岩地区
多目的国際ターミナル整備状況
コンテナも扱える多目的国際ターミナル(−14m)の整備により、静岡県中西部地域の発展を支える物流拠点としての機能をさらに強化します。
田子の浦港中央地区
■田子の浦港中央地区
多目的国際ターミナル整備状況【H19完成予定】
多目的国際ターミナル(−12m)の整備により、他港での一部荷下ろしなどによる喫水調整を余儀なくされている大型船舶の満載入港が可能となり、輸送コストの大幅削減を図ります。

Project Map

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