まんなかビジョン
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 中部の目指すべき方向(7つの目標)

 II.世界都市を目指した名古屋の魅力向上と拠点都市のアップグレード

都市再生の拠点:名古屋駅
 
中部国際空港、名古屋港などの国際ゲートを活用して、世界に誇れる活力ある美しい名古屋を築きます。
また、中部に点在する拠点都市についても、より快適な都市生活の実現をめざします。
 
■国際的な魅力に乏しい名古屋
【3大都市圏において訪日外国人がよく訪れる上位10都市】
 
アウトカム目標
●活力と魅力ある世界に誇れるような都市に名古屋を再生します
●環境と調和した緑にあふれた美しい都市を築きます
●安全で快適な質の高い都市生活を実現します
●各生活圏lの中心的な都市の整備を推進し活性化を図ります
H12.9東海豪雨による浸水被害 都市の水辺空間の再生:堀川
 
アウトカム指標の例
●先進交通モデル地域の推進(ITS、HSST、中部国際空港などのシステム化)
●まちなかの人通りを増加し、賑わいを倍増
 
POINT
中部の競争力を高めるためには、その経済の中心地である名古屋をはじめとする拠点都市を、世界中から人やモノや情報が集まるような魅力ある都市とすることが必要です。
環境、景観、防災などの生活空間としての魅力向上と、中心市街地の活性化などによる活力に満ちた都市づくりが重要であると考えています。
 
語句の解説(※印がついた言葉)
【中部国際空港】
2005年に開港予定の愛知県知多半島の常滑沖に建設中の第一種空港です。24時間空港で開港時には3,500m滑走路1本を有します。現名古屋空港の国内線・国際線は全て新空港に引き継がれます。
【国際ゲート】
人、モノ、情報などが、国境をまたいで移動する場合に、国内と国外との接点となる部分。中部ブロックにおいては中部国際空港や名古屋港が代表的です。
【ITS】
Intelligent Transport Systemsの略。最先端の情報通信技術等を用いて人と道路と車両とを一体のシステムとして構築するもので、高度な道路利用、運転や歩行等道路利用における負荷の軽減を可能とし、道路交通の安全性、輸送効率、快適性の向上を図るものです。
【HSST】
High Speed Surface Transportの略。車輪がなく、磁気で浮上し、リニアモーターで推進する新時代の鉄道システムです。東部丘陵線が世界で初めてこのシステムを採用しています。
【拠点都市】
商業や工業などの集積により、比較的人口規模が大きく、その地域の中心的な都市です。
【生活圏】
地方生活圏、2次生活圏、1次生活圏などがあります。
地方生活圏は、希に利用する総合病院や中央市場などの広域利用施設が配置されている圏域で、概ね半径20〜30kmの範囲が標準的です。逆に1次生活圏は、日常利用する機会の多い役場や診療所などが配置されている圏域で、概ね半径4〜6kmの範囲が標準的です。
圏域の設定には時間の概念も含んでおり、施設に至る所要時間が短ければ圏域の範囲は広くなる傾向にあります。

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