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港の学習

1.港を探検しよう

ねらい

• 港を観察し、仕組みや役割を調べ、整理することで、港に関する知識を深めるとともに、調べた内容をまとめる力を養います。

学習活動の内容

• 事前に港の仕組みや必要性などについて学んだ後、実際に港を探検します。そこで疑問に思ったことをゲストティーチャーの方などに質問し、整理して発表します。

学習指導要領との関連

小学	３年生 ４年生	社会	身近な地域の土地利用の様子、主な公共施設などの場所と働きについて考える。
	５年生	社会	生産地と消費地を結ぶ運輸の働き、工業生産を支える貿易や運輸の働きについて調べる。
中学	１年生	社会	自分たちが生活している土地に対する理解と関心を深める。 日本は国際間の交通や通信が進んでいること。
	３年生	社会	社会資本の整備を理解するとともに、限られた財源の配分をという観点から財源について考える。


専門家による学習

2.港の役割について学ぼう

ねらい

• 自分たちのくらしに必要な貿易について、世界と貿易するための港の役割を学びます。

学習活動の内容

• 港ではどんなものが、どこの国から運ばれてくるのか、どんな仕事が行われているかについて調べます。

学習指導要領との関連

小学	３年生 ４年生	社会	身近な地域の土地利用の様子、主な公共施設などの場所と働きについて考える。
	６年生	社会	様々な食料品の中には外国から輸入しているものがあることを調べる。 生産地と消費地を結ぶ運輸の働き、工業生産を支える貿易や運輸の働きについて調べる。
中学	１年生	社会	自分たちが生活している土地に対する理解と関心を深める。 日本は国際間の交通や通信が進んでいること。結びつきの深さや内容は相手の国や地域によって特色がみられることを理解する。
	３年生	社会	社会資本の整備を理解するとともに、限られた財源の配分をという観点から財源について考える。

3.港の広さや深さを知ろう

ねらい

• 海の中の航路や泊地など、かくれた施設のおかげで大型船は安全に運航できます。これらを見学船に乗り実際に測量機械を使って体験します。

学習活動の内容

• 衛星を使った位置測定（ＧＰＳ）や音響測深機を使って、港の大きさ、深さ、海底の形を実感します。

学習指導要領との関連

小学	３年生 ４年生	社会	事故から人々の安全を守る工夫や努力を考える。
中学	１年生	社会	国際間の交通・通信網の整備が進んでいること。世界の各地と強く結びついていること。
	３年生	社会	社会資本の整備を理解するとともに、限られた財源の配分をという観点から財源について考える。


海の底はどうなっているの

4.港の作り方を学ぼう

ねらい

• 船が安全に港に着き、荷おろしするのに必要な施設は何かを知り、それらのしくみを学びます。

学習活動の内容

• 波の力の強さや波の仕組み、波ができる原因、岸壁や防波堤、航路のしくみや作り方について模型などを使って学びます。

学習指導要領との関連

小学	３年生 ４年生	社会	安全を守る工夫、安全を守るための関係機関の働きとそこに従事している人々の工夫と努力について調べる。
中学	１年生	社会	国際間の交通、通信網の整備が進んでいること。
	３年生	社会	社会資本の整備を理解するとともに、限られた財源の配分をという観点から財源について考える。
		理科	自然がもたらす恩恵や災害について調べる。自然と人間のかかわり方について考察する。





港の模型

5.港の環境を調べよう

ねらい

• 港の環境を調べることで、環境をよくする意識を高めます。

学習活動の内容

• 港に生息する水生生物や野鳥などの種類を調べ、生物に適した環境かを判断します。また、ゴミなどを調べることで、環境に対する意識を高めます。

学習指導要領との関連

小学	３年生 ４年生	社会	廃棄物の処理と自分たちの生活や産業とのかかわりを調べる。
中学	１年生	社会	自分たちが生活している土地に対する理解と関心を深める。
	３年生	理 科	国民生活と福祉の向上を図るため、国や地方公共団体が果たしている役割について考える。環境の保全について理解する。
			自然と人間のかかわり方について考察する。





海岸環境について学習


清掃船（油回収兼用船）「白龍」

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