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道の学習

1.交通量を調査してみよう

ねらい

• 地域の交通網の様子を調べ、道路を利用する車や人の数を測定し、道路の使われ方や働きを知り、道路による様々な影響を理解します。また、得られたデータを整理・分析することで、統計的な概念が整理できます。

学習活動の内容

• まちに出かけ、カウンターを使って車の通行量種類、人の数などを調査します。曜日や時間帯ごとの違いを分析したり、道路の使われ方や働きについて考えます。

学習指導要領との関連

小学	４年生	社会	自分たちの地域の人々の生産や販売について調べる。
中学	３年生	社会	社会資本の整備を理解する。

2.道路の地下(共同溝)をのぞいてみよう

ねらい

• 普段利用している道路の地下には生活に必要な施設が多くあり、それら施設の働きやその機能等について学びます。

学習活動の内容

• 道路網の位置を観察した後、道路の下にある共同溝の仕組み・構造・必要性などを学び、実際に共同溝の中に入り、どんな施設があるのか、自分たちの目で見て確かめてみます。ゲストティーチャーの方などに共同溝の中を案内して頂き、有効な共同溝の活用方法について考えてみます。

学習指導要領との関連

小学	４年生	理科	電気などのはたらきについて考える。
	５年生	社会	地域の人々との関わりを考える。
中学	１年生	理科	科学技術の利用と人間生活との関わりを学ぶ。
	３年生	社会	社会資本の整備を理解する。

3.トンネルの工事の様子を見学してみよう

ねらい

• 地域の道路網の状況を学ぶとともに、人と物の移動、地域間の結びつきに果たすトンネルの役割と、トンネルを作る技術についても学びます。

学習活動の内容

• 地図帳を用いて、トンネルがある場合とない場合の道路の距離の違いを調べ、何故トンネルをつくるのかなどを学びます。また、実際にトンネルに入り、工事の様子を見て、どのようにしてトンネル工事を行うのか、トンネルをつくるための技術・工夫や、完成後にはどのような役目を果たすかなどを、ゲストティーチャーの方などから説明を受けます。

学習指導要領との関連

小学	４年生	社会	交通の様子、自分たちの生活との関わり、生活の向上につくした人々のはたらきや苦心を学ぶ。
	５年生	社会	地域に関わる運輸について学ぶ。
	６年生	社会	自分たちの生活の歴史的背景、先人のはたらきについて理解や関心を深める。
中学	１年生	理科	科学技術の利用と人間生活との関わりを学ぶ。
	３年生	社会	社会資本の整備を理解する。

4.透水性舗装の効果を実験してみよう

ねらい

• 普段利用している道路には、多くの工夫がされており、それら工夫の一つである透水性舗装について、その構造特性や効果について学びます。

学習活動の内容

• 舗装の模型に水をしみ込ませ、透水性舗装の場合とそうでない場合について比較実験をしてみます。実際に透水性が異なる事を観察し、その構造特性について考え、さらに、水源涵養や人、自転車等の利用者に対し、どのような効果があるか考えてみます。

学習指導要領との関連

小学	５年生	社会	国土の保全や水資源の涵養について調べる。
		理科	地面を流れる水や川を観察し、流れる水と土地について考える。
中学	１年生	理科	物理的な事物・現象についての観察、実験を行い、その結果を考察する。

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