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セツブンソウ

- 生息域
本州の関東地方以西に特産する。
- 大きさ・特徴
塊茎は球状で径15mmくらいになる。根出葉は5角状円形で、長さ幅ともに3〜5cm、裂片は羽状に欠刻し、欠刻片は線形で先は鈍い。茎葉は2枚で、不ぞろいの線形の片に欠刻する。花茎は高さ5〜15cm、花柄は約1cmで、細かい毛があるが、その他の部分は無毛である。
- 開花時期
花は早春に開き径約2cm。萼片は白色で、5枚有り、卵形で、長さ10〜15mm。葯は淡紫色。袋果は無毛で、長さ約1cm、花柱は2〜3mmで、短い柄がある。
- 生育環境
主として暖帯上部〜温帯下部の落葉広葉樹林の林縁や林床、またイタドのような大型の草本よりなる草原にはえ、石灰岩地帯を好む。
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