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目的
環境影響評価(環境アセスメント)とは、事業を実施するにあたって環境にどのような影響を及ぼすかについて自ら調査、予測、評価を行い、その結果を公表して国民、地方公共団体から意見を聴き、環境保全の観点から総合的かつ計画的により望ましい事業計画を作り上げていこうとする制度です。
環境アセスメントの手続きを定め、環境アセスメントの結果を事業内容に反映させることにより、事業が環境の保全に十分に配慮して行われるようにすることを目的としています。
手続きの流れ
対象事業
【第一種事業】
法律の対象となる事業の種類のうち、必ず環境アセスを実施する一定規模以上の事業。
【第二種事業】
「第一種事業」の規模の0.75倍した規模を有する事業で、個別の事業や地域の違いを踏まえて、環境アセスの手続きを行うと判断した事業。
環境要素
「大気汚染」や「騒音」など公害に関する項目だけでなく「景観」、「人と自然との触れ合いの活動の場」、「生態系」や「建設副産物」等についても環境への調査・予測・評価を行います。
【環境要素の範囲】
- 環境の自然的構成要素の良好な状態の保持
大気環境(大気質、騒音、振動、その他)
水環境(水質、底質、地下水、その他)
土壌環境その他の環境(地形・地質、地盤、土壌、その他) - 生物の多様性の確保及び自然環境の体系的保全
植物、動物、生態系 - 人と自然との豊かな触れ合い
景観、触れ合い活動の場 - 環境への負荷
廃棄物等、温室効果ガス等
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