写真詳細

木曽岬村南部を上空から望む

写真名称木曽岬村南部を上空から望む 
写真種類伊勢湾台風 
エリア三重県 
撮影箇所木曽岬村 
撮影日1959年 
撮影者陸上自衛隊 
資料提供者中部地区自然災害科学資料センター 
使用上の注意私的使用以外で写真を使用する場合は木曽川下流河川事務所に連絡が必要 
状況- 
キーワード木曽岬村,藤里,源緑,鍋田川,木曽川 
その他 
台帳 あり
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説明写真 あり
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コメント

被災した方の所見(木曽岬村)
源緑輪中付近であり、海岸堤防の破堤部が見られる。
藤里は、当時25~26軒の家屋が堤外地に立っており、普段、家の中から川の流れが見えていた。建設省は、伊勢湾台風後に藤里周辺の土地が民地であったため、海側に土地を購入して海岸堤防を築いた。
藤里の民家及びその付近の土地は元々地盤高がやや高かった。そのため、藤里付近では1m程度浸水したが、台風後は比較的早く水が引いた。藤里地区中央部の破堤箇所は比較的(60cm程度)土地が低くいところであり、3軒の家屋が流された。その他の家屋も、柱だけになってしまった家が多く、2階へ上がる梯子が流されてしまうほど、浸水速度が早かった。
救援のヘリコプターが到着するまで2日間程度かかった。その間は、食料や特に水が無くて大変であった。
源緑の破堤部は、波で決壊したと思われる。堤防の表はコンクリートであったが、天端、堤防裏は土盛りであった。