写真詳細

長島町霞ヶ須の木曽川右岸堤防を上流側から望む

写真名称長島町霞ヶ須の木曽川右岸堤防を上流側から望む 
写真種類伊勢湾台風 
エリア三重県 
撮影箇所長島町 
撮影日1959年 
撮影者旧建設省 
資料提供者木曽川下流河川事務所 
使用上の注意私的使用以外で写真を使用する場合は木曽川下流河川事務所に連絡が必要 
状況- 
キーワード長島町、霞ヶ須、木曽川、木曽川下流河川事務所 
その他- 
台帳 あり
pdf
説明写真 あり
pdf

  

コメント

〔被災体験を持つ元建設省職員の方の所見(座談会)〕
伊勢湾台風被災後に、被災状況を把握するために踏査したときのものである。
木曽川右岸5.0k附近(葭ヶ須)である。
当時、木曽川右岸は河川改修工事で堤防の嵩上げ・拡幅を行っていた。川表には「よし根土」を吹いたが、天端は土盛りのままであった。写真では、嵩上げ・拡幅した分の盛土が崩れている。河川改修工事の土運搬用トロッコのレールも崩れ落ちてしまっている。
踏査時の調査表には以下のように整理されている。
<10月12日 災害状況調査表>
●堤防の様子/前面状況:洲、嵩上げ堤か:嵩上げ堤、旧堤部はどうか:健在、法線方向:北北西、道路を兼用しているか:しない、土質:砂、水防状況:不詳
●溢流しているか:溢流しない
●波の来た方向:南南東~南東、しぶきがこしたか:あり、その高さ:不詳
●堤内地の家の壊れ方/壁:全部落ちている、屋根:少し損傷、柱:稍々傾く