伊勢湾台風被災後に、被災状況を把握するために踏査したときのものとされている。 木曽川左岸2.8k付近の様子とされている。破堤箇所は、樋管があったとされている。後に、木曽岬村白鶏の最後の仮締切工事の箇所となる。 踏査時の調査表には以下のように整理されている。 <10月14日 災害状況調査表> ●堤防の様子/嵩上げ堤か:嵩上げ堤、旧堤部はどうか:破堤、法線方向:北北西、道路を兼用しているか:兼用、土質:砂質、水防状況:不可能 ●溢流しているか/その時刻:20時~20時30分 ●波の来た方向:南南東、しぶきがこしたか:こした、その高さ:≒2m以上 ●電柱が傾いている方向/北北西、何度位:80°、電線がついているか:ついている ●草がねていたか/その方向:北北東、場所:法肩、大きさ:1~2m ●堤内地の家の壊れ方/壁、屋根、柱:流失全滅