伊勢湾台風被災後に、被災状況を把握するために踏査したときのものとされている。 鍋田川右岸0.5k附近(藤里)の様子とされている。 踏査時の調査表には以下のように整理されている。 <10月16日 災害状況調査表> ●堤防の様子/前面状況:ヨシ・洲、嵩上げ堤か:嵩上げ堤、旧堤部はどうか:破堤、法線方向:北北東、土質:砂質土、水防状況:不可能 ●溢流しているか:溢流する・肢浪により越流する、その時刻:≒20時 ●溢流の様子/溢流深(波立):≒0.5~1.0m ●波の来た方向/南東~南南東、しぶきがこしたか:あった、その高さ:≒2.5m以上 ●木の傾いている方向/北北東、何度位(地面に対し)40°、樹種:マツ ●木の倒れている方向/北北東、根入深さ:2.0m、木の太さ:0.4m、樹種:マツ ●電柱が傾いている方向/北西、何度位:85°、電線がついているか:ついている ●草がねていたか/その方向:北、場所:表法下、大きさ:≒1m ●灌木は残っているか/残っている、大きさ:1.2m ●堤内地の家の壊れ方/壁、屋根、柱:倒壊 ●よし根土の破壊状況/特につぎ目:不明、厚さ:不明