写真詳細

長島町白鶏の揖斐川左岸の粗朶沈床沈設作業(3)

写真名称長島町白鶏の揖斐川左岸の粗朶沈床沈設作業(3) 
写真種類伊勢湾台風 
エリア三重県 
撮影箇所長島町 
撮影日1959年 
撮影者旧建設省 
資料提供者木曽川下流河川事務所 
使用上の注意私的使用以外で写真を使用する場合は木曽川下流河川事務所に連絡が必要 
状況- 
キーワード長島町、白鶏、木曽川下流河川事務所 
その他- 
台帳 あり
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説明写真 あり
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コメント

〔被災体験を持つ元建設省職員の方の所見(座談会)〕
粗朶沈床を沈めるため、石を乗せているところである。

体験伊勢湾台風(建設省中部地方整備局、昭和60年)p144に粗朶沈床についての解説がある。それによると、粗朶沈床とは、粗朶で縦横1mの格子を造り、複数の格子をつなぎ、長さ10~20m、幅6~10m、厚さ0.6~0.9mに組み上げたものとされている。これを堤防の破堤口に運び、石を投じて一気に沈める。上から土砂をかけると、粗朶沈床が砂の流失を防ぎ、水深を浅くすることとなる。
なお、この作業を繰り返し、水面まで水深が浅くなってから、土のうを積み上げ、水切りするとされている。