写真詳細

長島町南部、木曽川河口を上空北西方向から望む

写真名称長島町南部、木曽川河口を上空北西方向から望む 
写真種類伊勢湾台風 
エリア三重県 
撮影箇所長島町 
撮影日1959年 
撮影者陸上自衛隊 
資料提供者中部地区自然災害科学資料センター 
使用上の注意私的使用以外で写真を使用する場合は木曽川下流河川事務所に連絡が必要 
状況- 
キーワード長島町,松陰,木曽川,揖斐川 
その他 
台帳 あり
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説明写真 あり
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コメント

〔長島海岸堤について:被災体験を持つ元建設省職員の方の所見(座談会)〕
長島海岸堤は当時(被災前)は、木曽川導流堤から長良川河川堤までの間、表法面は練石張りにコンクリートパラペットをつけたもので、裏法面は自然の植生に覆われていた。また、海岸堤の海側は、干潮時には数百メートルの干潟が現れハマグリの採取が行われる様な浅い海であった。堤内は法先に沿って幅数メートル~数十メートルの水路があり、養魚池に使用されていた。この水路の長良川寄りで(現在の長島温泉の位置)天然ガスの採掘が開始されていた。 長島海岸堤の管理者は三重県であり詳細は把握していない。
〔被災した方の所見(長島町)〕
長島町南部の浸水状況であり、長良川左岸堤防、及び長島海岸堤防の破堤部が見られる。 海岸堤防はコンクリートで波返しが付いており、天端は車が通ることも出来た。裏は土盛りであった。伊勢湾台風時は、越波が堤防裏の土を削り、堤内地にコンクリートが倒れ込むように破堤した。