水面利用ルールの基本理念
   近年、レクリエーション志向の多様化に伴い、木曽三川下流部において、水上バイク、ウインドサーフィン、プレジャーボートなどの利用者が急激に増加しています。これに伴い、船舶の通航における事故やトラブルの発生、漁業・地域住民への影響、河川管理・河川環境への影響などの水面利用上の問題が顕著化しています。
  そのため、木曽三川下流部水面利用協議会を設立し、安全で秩序ある快適な水面利用を図るための「木曽三川下流部水面利用ルール」を定めました。木曽三川下流部の水面を利用する一人一人が、このルールを守り、安全で秩序ある快適な水面利用に努めましょう。
  なお、このルールが守られない場合は、利用区域を制限する場合があります。

木曽川下流部水面利用ルールの目的
   基本理念を実現するために、木曽三川下流域における水面の安全で秩序ある快適な利用を図ることを目的とした「木曽三川下流部水面利用ルール」を定めます。

●本ルールは、木曽三川下流部で発生している次のような水面利用上の問題を改善あるいは解消するためのルールです。

@危険かつ迷惑な通航、事故の発生
A他の利用者への影響・トラブルの発生
B漁業の操業への影響、漁具・漁船への被害
C地域住民への影響
D河川管理の支障及び良好な河川環境への影響

木曽三川下流部水面利用ルールの策定経緯
   木曽川下流部水面利用ルールは平成14年3月に策定しました。
水面ルールの策定にあたっては、沿川自治体、公安関係者、漁業者、遊漁船、レジャー利用団体、河川管理者、公園管理者からなる「木曽三川下流部水面利用協議会」を数回にわたり開催し、関係者の意見調整を図りながらとりまとめたものです。