日本ライン・化石林公園
 木曽川の太田橋上流から犬山までの約13kmは、豊かな緑と奇岩怪石に恵まれており、 その風景がヨーロッパのライン川と似ていることから「日本ライン」と呼ばれています。 昭和29年(1954年)には県立公園に指定され、日本ラインを含む下呂市から犬山市までの飛騨川・木曽川流域60kmが全国初の河川美公園として飛騨木曽川国定公園に指定されました。舟底をたたく水の音、舳先に砕ける水しぶきとともに左右の景色を楽しむ急流下りは「日本ライン下り」として多くの観光客を集めてきました。
 また平成6年(1994年)には、木曽川河床から大規模な直立樹幹化石群(化石林)が発見されました。その後、化石林は整備され、平成10年(1998年)には中山道の石畳や太田の渡し跡などとともに化石林公園が開園されました。
 太田宿脇本陣東にあり木曽川を望む祐泉寺の境内には「日本ライン」の名付け親である地理学者志賀重昂の記念碑も残されています。


日本ライン下り


化石林公園内にある化石林


所在地 : 岐阜県美濃加茂市〜愛知県犬山市 (化石林公園:美濃加茂市御門町1丁目)

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