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お 知 ら せ |
1.件 名 | 国土交通省木曽川上流河川事務所渇水対策支部の設置について |
2.概 要 | 東海地方では少雨傾向が続いており、4月からまとまった降雨がない状況が続いています。名古屋地方気象台の発表では今後1か月の降水量は平年並という予報ですが、この小雨傾向が続きますと水源である牧尾ダム及び岩屋ダムの貯水量が低減し、さらに節水強化等の措置が必要になる恐れがあり、河川管理者として万全の対応をはかるために、木曽川上流河川事務所では6月6日10時に「木曽川上流河川事務所渇水対策支部」を設置しました。 今後、ダムの状況が好転するまでの間、この体制のもとに管内河川の状況及び各利水者の取水実態、降雨状況を的確に把握して、渇水対策を推進していくこととします。 木曽川水系牧尾ダム(長野県木曽郡三岳村)近傍の国土交通省王滝(おうたき)雨量観測所地点(長野県木曽郡王滝村)の4月の累計雨量は68mmで平年の30%と昭和26年の観測開始以来、第4番目に少ない雨量となっており、5月の降雨量についても122mmで平年の約50%と少ない雨量が続いています。また、木曽川水系岩屋ダム(岐阜県下呂市)近傍の国土交通省下呂(げろ)雨量観測所地点(岐阜県下呂市)においても、4月の累計雨量は88mmで平年の39%と大正7年の観測開始以来、第5番目に少ない雨量となっており、5月の降雨量についても118mmで平年の約50%と少ない雨量が続いています。 このため、牧尾ダム及び岩屋ダムの貯水量は例年に比べて非常に少なく、牧尾ダム関連用水では5月24日から第1回節水(節水率:農業用水10%、水道用水5%、工業用水10%)を実施しており、6月3日からは第3回節水(節水率:農業用水30%、水道用水15%、工業用水30%)を実施しており、岩屋ダム関連用水は6月4日から第1回節水(節水率:農業用水10%、水道用水5%、工業用水10%)を実施しています。 |
3.解 禁 | 指定なし |
4.添付資料 | 添付資料:![]() |
5.同時配布 | 中部地方整備局記者クラブ 岐阜県政記者クラブ 三重県政記者クラブ |
6.問合せ先 | 国土交通省中部地方整備局木曽川上流河川事務所 副所長 伊藤 明 TEL(058)251−1321(内線205) |
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