平成15年4月25日から26日にかけて、前線の通過に伴い、岐阜県は大雨に見舞われました。
木曽川水系馬瀬川の岩屋ダム流域では、4月25日早朝から26日早朝までに、累計約78mm(岩屋ダム流域平均雨量)の降雨を観測しました。特に、岩屋ダム地点における26日2時の時間最大雨量は約20mm、25日23時から26日2時までの3時間雨量は約45mmを記録しました。
この降雨により、岩屋ダムでは、26日4時11分に洪水流量(300m3/s)に達し、その後、流入量は、26日4時50分に最大約337m3/sとなりました。
岩屋ダムの貯水容量内への洪水貯留により、下流基準地点(東沓部 地点)において、約1.40mの水位低減があったものと推定され、下流河川の洪水を軽減しました。
|