木曽川上流河川事務所
Go to TOP
イタセンパラ
 
氾濫原エリアのシンボルとなる生きもの
イタセンパラ
 
イタセンパラの特徴
全長は最大で15cmくらい。寿命は約1年です。
9〜11月にイシガイ科の二枚貝に産卵し、5月頃に稚魚が貝から泳ぎ出します。
日本の固有種で、濃尾平野、富山平野、琵琶湖淀川水系に分布し、河川のワンドや池沼、水路に生息しています。イタセンパラは、環境省第4次レッドリスト(汽水・淡水魚類)で、絶滅危惧IA類に指定されています。
イタセンパラの生息を脅かす要因としては、生息環境であるワンドや池沼、水路の消失や状態の悪化、外来生物による影響(オオクチバスやブルーギルによる捕食、タイリクバラタナゴとの競合、ヌートリアによる二枚貝の捕食)、密漁があげられます。