木曽川上流河川事務所
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データで見るなるほど木曽三川



Q1 木曽三川の流域面積はどれぐらいあるの?

A
9,100km2
長野、岐阜、愛知、三重、滋賀の5県にまたがる木曽三川の流域面積は9,100km2で、日本では5番目、 中部地方では1番目の大きな河川です。三川のなかでは木曽川が最も大きく5,275km2、次が長良川の 1,985km2、そして揖斐川の1,840km2です。

Q2 木曽三川の川の長さは?

A
木曽川/229km
長良川/166km
揖斐川/121km
木曽川の幹線流路延長は229kmで、日本では7番目になりますが、中部地方ではやはり 1番長い河川です。 長良川はこれより短い166km、揖斐川は121kmです。
日本の河川の流路延長長さ

Q3 木曽川水系の中で国土交通省が直接管理する川の長さは?

A
363.3km
木曽川水系のなかで特に重要な区間として国土交通省が直接管理している区間は木曽川、長良川、揖斐川のほか、 伊自良川、犀川、根尾川、牧田川、杭瀬川、多度川など31河川、延長363.3kmにのぼっています。 これは東海道新幹線で名古屋から東京までの距離に等しい長さです。

Q4 木曽三川では1年間でどれぐらい雨がふるの?

A
約2,400mm
木曽三川の流域内の1年間の雨の記録としては、昭和28年の渡合(岐阜県加子母村)が4,782mmと最も多く、 逆に少ないのは昭和53年の木曽岬(三重県木曽岬村)の685mmと実に7倍近くの開きがあります。 流域全体をならした場合の平均的な1年間の降雨量は約2,400mmですが、最も西の揖斐川と最も東の木曽川では 250mmもの差があります。

Q5 木曽三川から1年間に流れる水の量は?

A
約160億m3
木曽三川から1年間に流れ出る水の量は、約160億m3ほどになります。これを平均すると、絶えず約510m3/sの 水が三川を通じて伊勢湾に注いでいることになりますが、これは1秒間に小学校の25mプール1.3杯分の水が流れ出る ことと同じです。

Q6 もし堤防がきれたら何人の人が被害にあうの?

A
木曽川/約190万人
長良川/約63万人
揖斐川/約53万人
木曽三川流域内の想定氾濫区域に住む人は木曽川約190万人、長良川約63万人、 揖斐川約53万人です。流域内で最大の都市は 人口約41万人の岐阜市です。

Q7 木曽三川の水を飲んでいる人は何人いるの?

A
約607万人
水道水を木曽三川に依在している人は約607万人に達しています。その大半は岐阜、愛知、三重の3県内での 利用ですが、3県の人口は約1,096万人余ですから、その6割の人々が木曽三川の水を飲んでいることになります。

Q8 木曽三川では1年間でどれだけの電気を作っているの?

A
約83億kw
木曽三川流域内には79箇所の水力発電所があり、そこから発生する年間電力量 は約83億kw(H9年度実績)にのぼっています。 これは愛知県の消費電力量のおよそ 1/4をまかなうものです。