活動の経緯
昭和27年9月
焼け跡の残る飯田を自分たちの手で美しい町にしようと学友会でりんご並木設立について討議を始める

昭和28年3月
生徒の提案したりんご並木設立が市によって正式に承認される

昭和28年11月
全校生徒で47本のりんごを植え並木育成活動始まる

昭和30年11月
初めての結実45個(落実、盗難により収穫5個)

昭和31年11月
約500個を収穫し、市内の福祉施設に贈る

昭和42年11月
生徒の手による並木育成活動が15周年を迎える

昭和43年
マイカーブームにより並木を削って駐車場にという声がでる

昭和57年11月
並木育成活動が引き継がれ、30周年を迎える。
以後、生徒の手による並木育成活動が続けられている

平成7年
飯田市が新しいまちづくり構想の一環としてりんご並木の公園化を計画

平成11年4月
生徒のアイディアを取り入れたりんご並木公園化事業竣工

平成15年10月
りんご並木育成活動50周年を迎え、10月に記念事業を実施
 
飯田市立飯田東中学校
 
▲冬越し・わら敷き作業
     
 
▲喜びの収穫   ▲剪定作業

 昭和22年に市街地の3/4を焼失する大火に見舞われた飯田市を、「自分たちの手で美しい町にしよう」と、飯田東中学校学友会が提案したりんご並木設立計画が、市によって承認された。昭和28年、りんごの苗木を植え、「真っ赤なりんごの実る美しい町、そのりんごを誰一人として盗む者のない心の美しい町づくり」をめざしてりんご並木育成活動を開始。
 以後、50年間にわたって生徒の手によるりんご並木の手入れが受け継がれてきている。現在では、並木後援会、並木育成賛助会、PTA、地域住民、行政などの協力もいただきながら活動が展開され、「飯田市シンボル:りんご並木」として多くの市民に親しまれている。
   

【戻る】