社会貢献部門
 中部緊急防災隊
(社)日本道路建設業協会中部支部

中部緊急防災隊は、道路交通網に緊急事態が発生した際、道路建設事業に携わる業界の総力を結集し道路管理者に協力して道路面の確保等に対処することを目的とし、また常に組織の充実を図るための訓練や意識高揚のための班長会議を開催し、道路網のチェックや緊急資機材の見直しを行います。
災害が発生し、道路管理者から要請を受けた場合は、「緊急連絡マニュアル」に基づき災害対策本部を設置し対処します。昨年は、岐阜県で土砂崩落の大きな災害2件が発生し、JH名古屋管理局の要請を受け、速やかに対応しました。
上:平成12年8月中部緊急防災隊式典
右上:災害対策本部設置状況
右下:平成11年9月内津災害復旧状況

 活動の経緯

昭和54年4月  東海5県下の道路建設業72社136事業所で防災隊を設立
平成5年4月  東名高速道路三好地区危険物積載車両横転劇薬飛散処理
平成5年6月  同上JH豊川管理事務所長より感謝状を受ける
平成5年8月  (社)日本道路建設業協会中部支部の組織に参画する
平成7年1月  阪神大震災に対し中部地建とJHから緊急資機材の待機要請を受ける
平成7年1月  会員から義援金、義援物資を募り兵庫県対策本部に発送する
平成7年12月  救援物資贈呈に対し兵庫県知事より感謝の礼状を受ける
平成9年12月  中部地方建設局長と災害応急対策の支援に関する協定を締結
平成11年9月  中央道多治見地区法面崩壊により緊急出動し復旧作業を行う
平成11年9月  東海北陸道美並地区道路陥没、法面崩壊に出動し復旧作業を行う
平成11年12月  上記災害復旧作業に対しJH名古屋管理局長より感謝状を受ける
平成12年2月  東名阪自動車道豪雪により閉鎖され除雪作業に出動する
平成12年4月  東名阪道除雪作業に対しJH管理局長より感謝状を受ける
平成12年8月  永年の諸活動に対し(社)日本道路協会会長より表彰状を受ける