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2. 推進会議においては、伊勢湾をめぐる最近の現状報告等について、伊勢湾再生推進基本方針及び、今後の進め方について説明が行われた。その主な内容は、以下の通り。
○赤潮、青潮の発生状況は1980年代半ば以後、さほど改善されていない。
○汚濁負荷量は継続的に減少しているが、東京湾と比較すると減少率が低い。
○湾奥部を中心として低質の汚濁が進行しており、水質汚濁負荷の一因となっている。
○湾内の干潟は戦後約4割が失われている。
○伊勢湾再生推進基本方針が採択された。
主な内容
◆水・物質循環の回復
◆多様な生態系の回復
◆生活空間での憩い・安らぎ空間の拡充
○平成18年度内に「伊勢湾再生行動計画(仮称)」を策定する。
○平成19年度以降「行動計画」に基づく施策の実施及び実施状況のフォローアップを行う。
3.推進会議における主な意見・質疑事項
(1)「行動計画」を作成するにあたっての留意事項
○アピール性があり、具体的に目に見える計画とすべきである。
○東京湾、大阪湾とは違った、地域の特色を活かした計画が必要。
(2)運営にあたっての留意事項
○再生推進には市民参加が不可欠である。
○地方自治体として何が出来るかを考える。
○陸域と海域、及び開発と保全が一体となった、調和の取れた取り組みが必要である。