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■　　　　中部地整　住まいづくり　メールマガジン　　　　　　　　　　　■
■　　　　 　　　　　　　　       第121号 (平成28年9月1日)       　   ■
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＊国における住宅・建築に関する話題を中心に情報提供するものです。
＊中部地方整備局住宅整備課においてとりまとめて発信しております。
＊地域独自の取組などご紹介いただける場合は、是非お知らせ下さい。
＊御質問・御要望等ございましたら<cbr-jyutaku@mlit.go.jp>までお願いします。
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＜　目　次　＞
１．新着情報
　(1) 平成29年度概算要求概要について
  (2) 平成28年度国土交通省関係補正予算の概要について


２．トピックス
　(1) 大垣駅南街区第一種市街地再開発事業の竣工について
　(2) 既存住宅団地における空き家流通活性化の取組み（事例：各務原市緑苑団地）

３．その他報道資料（8/10～8/31)

４．ちょっと一息
　(1)たんぽぽ→ライオン→コンパス？？？ 


◆◆１．新着情報◆◆◆◆
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┃(1) ┃平成29年度概算要求概要について
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　平成29年度住宅局関係予算の「重点施策のポイント」は、東日本大震災からの復
興、熊本地震からの復旧・復興を加速させるとともに、

　　ⅰ) 少子高齢化・人口減少に対応した住まい・まちづくり
　　ⅱ) 災害等に強い安全な暮らしの実現
　　ⅲ) 良質な住宅ストックの形成と流通促進による住宅市場の活性化

の３つの分野について、重点的に取り組むこととし、その際、新たな投資を促す誘
発効果の高いもの、緊急性の高いもの、民間のノウハウを活かしつつ既存ストック
を有効活用するものについて重点的に支援し、限られた予算で最大限の効果の発現
を図ることとしています。

１．少子高齢化・人口減少に対応した住まい・まちづくり
　① 若年・子育て世帯が安心して暮らすことができる住生活の実現
　② 高齢者が自立して暮らすことができる住生活の実現
　③ 住宅セーフティネット機能の強化と新たな仕組みの構築
　④ 住宅市街地の再生・整備
　⑤ 地域のニーズに対応した住宅の確保等による地域の活性化
２．災害等に強い安全な暮らしの実現
（１）災害等に強い安全な住まい・まちづくりの推進
　① 住宅・建築物の耐震改修・建替え等安全性向上への支援
　② 密集市街地の安全性確保に向けた総合的な環境整備
　③ 災害に強く持続可能なまちづくりへの支援
（２）東日本大震災からの復興加速
　① 災害公営住宅の供給促進
　② 自力再建の支援
　③ 災害に強い地域づくり
（３）熊本地震からの復旧・復興
　① 災害公営住宅の供給促進と住環境の整備
　② 自力再建の支援
３．良質な住宅ストックの形成と流通促進による住宅市場の活性化
　① 良質な住宅ストックの形成と流通促進による住宅市場の活性化
　② 住宅・建築物の省エネ化の促進
　③ 地域の良質な木造住宅・建築物の生産体制の強化等
　④ 空き家の活用・除却の推進
　⑤ 次世代住宅の実用化に向けた実証的な取組への支援
　⑥ 住宅・建築分野の国際展開の促進

●詳細については以下をご覧ください。
組織別予算概算要求概要
┗<http://www.mlit.go.jp/page/kanbo05_hy_001196.html>
平成29年度国土交通省予算概算要求概要　
┗<http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_004920.html>

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┃(2) ┃平成28年度国土交通省関係補正予算の概要について
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　平成28年度補正予算について、概算閣議決定されました。住宅関係で主なものは
以下のとおりです。

○既存住宅流通・リフォーム市場の活性化
　　インスペクションの実施、瑕疵保険への加入の促進等を通じた若者による良質
　　な既存住宅の取得や、耐震性が確保された省エネリフォーム、省エネ住宅への
　　建替えの取組に対する支援を実施。
○子育て世帯等の住まいに係る支援
　　公的賃貸住宅団地の建替え等とあわせて子育て支援施設等を誘致する取組への
　　支援を実施。また、中小工務店等が連携して取り組む良質な木造住宅の整備と、
　　これと併せて行う三世代同居への対応に対する支援を実施。
○国際競争力強化等に資する民間都市開発事業の推進
　　大都市の業務中枢拠点等において、国際的な投資と人材を呼び込むため、土地
　　区画整理事業等により、鉄道施設などの都市基盤の整備を推進することに加え、
　　優良な民間都市開発事業に対する金融支援を実施。
○ＣＬＴ等の実証実験棟の整備促進
　　新たな木材需要の創出に向けて、ＣＬＴ等の木質建築材料を用いた工法等につ
　　いて、その積極的な導入を促すとともに実用化と普及を図るため、建築実証と
　　居住性等の実験を担う実験棟の整備に対する支援等を実施。
○住宅施設災害復旧事業
　　熊本地震により被害を受けた既設公営住宅等の再建・補修等の支援を実施。
○災害公営住宅整備事業
　　熊本地震による被災者の住まいを早期に確保するため、地方公共団体による災
　　害公営住宅整備の支援を実施。
○建築確認円滑化支援事業
　　被災者の生活を早期に再建するために、指定確認検査機関が行う住宅等の再建
　　に係る確認検査手数料の減免に対し支援を実施。
○住宅の耐震化等の促進
　　地震に対する住宅の安全性の向上等を推進するため、現下の低金利状況を活か
　　した財政投融資を活用し、独立行政法人住宅金融支援機構における耐震改修等
　　融資の金利を引き下げることにより、耐震化等を促進。
○住宅市場安定化対策事業（すまい給付金）
　　消費税率の引上げに伴う住宅取得に係る一時の税負担の増加による影響を平準
　　化・緩和し、住宅市場の安定化を図るため実施しているすまい給付金について、
　　給付措置の実施に必要な財政上の措置を実施。


●詳細については以下をご覧ください。
平成28年度国土交通省関係補正予算の概要について　
┗<http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo05_hh_000140.html>

◆◆２．トピックス◆◆◆◆
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┃(1) ┃大垣駅南街区第一種市街地再開発事業の竣工について（岐阜県大垣市）
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　大垣駅南街区第一種市街地再開発事業（スイトスクエア大垣）が９月22日（木）
に竣工式を迎えます。
　本事業は、国土交通省の社会資本整備総合交付金（市街地再開発事業等）による
共同施設整備部分等への助成を受けて実施したものですので簡単にご紹介します。
　スイトスクエア大垣は、ＪＲ大垣駅南口に隣接する約1．5haの区域で、17階建て
の北棟、３階建ての南棟、５階建ての駐車場棟の３棟で構成され、１１２戸の分譲
マンション（即日完売済）のほか、オフィスや商業施設、キッズピアおおがき（大
垣市子育て支援施設）、市営自転車駐車場などが入る複合施設です。
　また、再開発で生み出した東側の空地を利用して、大垣市では平成29年度に「水
の都おおがき」を象徴する自噴井を設置した憩いの広場を整備する予定です。　
　事業の従前の権利者は23名おり、大垣商工会議所の協力のもと、平成18年の構想
立ち上げから約10年を費やした大垣市初の法定再開発事業です。
　大垣市では、大垣駅周辺の賑わいと憩いの創出と都心居住の促進を目指して、大
垣駅から奥の細道むすびの地記念館（H24竣工：暮らし・にぎわい再生事業を活用）
までの駅通りを中心とした区域を中心市街地活性化基本計画に位置付けています。
国重要無形民族文化財に指定された大垣まつりの？行事や地元商店街が月１回主催
する元気ハツラツ市などの多数イベントも開催されており、この再開発の竣工によ
り更なる中心市街地の活性化が期待できるでしょう。

＜事業概要＞
総事業費：約68億円
事業期間：平成24年10月（組合設立）～平成29年３月（解散予定）
敷地面積：約7,506㎡
建築面積：約5,129㎡
延床面積：約24,865㎡

●詳細については以下をご覧ください。
大垣駅南街区第一種市街地再開発事業（大垣市）
┗<http://www.city.ogaki.lg.jp/0000016152.html>

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┃(2) ┃既存住宅団地における空き家流通活性化の取組み
┃　　┃（事例：各務原市緑苑団地）
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　一般社団法人ハウスサポート（名古屋市）は民間企業として、平成27年度国土交
通省「住宅団地型既存住宅流通促進モデル事業」に採択され、自治体の岐阜県及び
各務原市、さらに団地自治会の皆様の多くのご協力を頂き、各務原市の緑苑団地を
中心に活動を行いました。
　本事業では高度成長期のマイホームブームで形成された大型団地の空き家の実態
調査と活用方法の提案及び空き家発生の未然防止について調査を行い、今後、既存
住宅が循環利用されるストック型の住宅市場の実現を図ることを目的として事業活
動を行いました。
　実態調査を進めると、生活者の高齢化に伴った幾つかの問題点が浮き彫りとなり、
解決には多くの専門家の協力も必要となりましたが、幸い、当社には設計士や工務
店、不動産事業者以外に法律家や税理士も在籍していたため、幾つかの事案で解決
に至る事も出来ました。
　今回の事業経験を生かしながら、今後も団地に限らず周辺地域で空き家の相談体
制を維持向上していきたいと考えています。

●詳細については以下をご覧ください。
平成27年度住宅団地型既存住宅流通促進モデル事業報告
（一般社団法人ハウスサポートＨＰ）
┗<http://www.house-support.or.jp/2016/08/27_1.html>

◆◆３．その他報道発表資料◆◆◆◆　
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┃　　┃上記のほか8/10～8/31の主な本省住宅局等報道発表資料等は以下のとおりです。
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●木造３階建て住宅及び丸太組構法建築物の建築確認統計について（2016年8月31日）
┗<http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000688.html>
●平成28年度スマートウェルネス住宅等推進モデル事業の二次募集について（2016年8月31日）
┗<http://www.mlit.go.jp/report/press/house07_hh_000159.html>
●平成２８年度サステナブル建築物等先導事業（木造先導型）第２次補正予算分の提案及び当初予算分の第２回提案の募集開始（2016年8月31日）報道
┗<http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000685.html>
●平成２８年度地域型住宅グリーン化事業　第２回グループ募集の開始（2016年8月31日）
┗<http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000684.html>
●住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく住宅性能表示制度の実施状況について（平成２８年６月末時点）（2016年8月30日）
┗<http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000683.html>
●「平成２８年度住宅・建築物技術高度化事業」の採択課題の決定について（2016年8月26日）
┗<http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000682.html>
●平成28年度スマートウェルネス住宅等推進モデル事業（一般部門）の選定結果について（2016年8月26日）
┗<http://www.mlit.go.jp/report/press/house07_hh_000158.html>
●平成28年度(第1回)サステナブル建築物等先導事業（省CO2先導型）の採択プロジェクトの決定について（2016年8月24日）
┗<http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000681.html>

◆◆４．ちょっと一息◆◆◆◆
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┃(1) ┃たんぽぽ→ライオン→コンパス？？？
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　たんぽぽ→ライオン→コンパス･･･。実はコレ、台風の名前です。
　台風はもともと、アメリカが人の名前を付けていましたが、日本など14カ国が加盟
する台風委員会で平成12年から加盟国が提案した固有の名前を付けることになりまし
た。平成12年の台風第１号のカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」から始まり、
以後、発生順にあらかじめ用意された１４０個（10個×14カ国）の名前を順番で使用
し、その後再び「ダムレイ」に戻ります。台風の年間発生数は約25個なので、おおむ
ね５年間で台風の名前が一巡するのだそうです。
　平成28年のＵターンした変わり種の台風10号は「ライオンロック」。その後の11号
は日本が名付け親の「コンパス」です。
　ちなみに日本は星座からテンビン、ヤギ、ウサギ、カジキ、カンムリ、クジラ、コ
ップ、コンパス、トカゲ、ハトを登録しているようです。



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　　|☆★  今号も最後までご覧いただきありがとうございました。  ★☆|
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│    │  │││  │  ※平成28年2月29日より3階から5階へ移転しました
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