____________________________________ ■                                  ■ ■    中部地整 住まいづくり メールマガジン           ■ ■              第118号 (平成28年7月1日)   ■  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/ *国における住宅・建築に関する話題を中心に情報提供するものです。 *中部地方整備局住宅整備課においてとりまとめて発信しております。 *地域独自の取組などご紹介いただける場合は、是非お知らせ下さい。 *御質問・御要望等ございましたらまでお願いします。 /\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\ ┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ < 目 次 > 1.新着情報  (1) 中央建設業審議会・社会資本整備審議会産業分科会建設部会基本問題小委員会  平成28年審議 中間とりまとめについて    〜建設業の構造的課題への対応策について中間とりまとめを策定〜 2.トピックス  (1) 四日市市曙団地における公営住宅の集約建替事業について  (2) 知立市における市街地再開発事業等の取組事例紹介  (3) 「平成27年度国土交通白書」の公表について 3.その他報道資料(6/16〜6/30) 4.ちょっと一息  (1) 除湿のおはなし ◆◆1.新着情報◆◆◆◆ ┏━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃(1) ┃中央建設業審議会・社会資本整備審議会産業分科会建設部会基本問題小委員会  ┃  ┃平成28年審議 中間とりまとめについて ┃  ┃ 〜建設業の構造的課題への対応策について中間とりまとめを策定〜 ┗━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  先般の基礎ぐい工事問題を受けて、有識者で構成する「基礎ぐい工事問題に関する 対策委員会」による中間とりまとめ( 平成27年12月25日) において、本事案の 背景にあると考えられる建設業の構造的な課題について速やかに検討を行うよう提言 がなされたところです。  このため、これらの課題を検討するため、本年1 月より基本問題小委員会を再開 したところであり、これまで7 回の審議を踏まえ、中間とりまとめが策定されました。 【中間とりまとめの概要】 ・施工体制における監理技術者等の役割の明確化 (元請と下請のそれぞれの技術者が担う役割を明確化) ・実質的に施工に携わらない企業の施工体制からの排除 (一括下請負の禁止を徹底するため、その判断基準を明確化) ・民間工事における発注者・元請等の請負契約の適正化 (施工上のリスクに関する基本的考え方や協議項目等に関する基本的枠組みについて 指針を新たに策定) ・大量離職時代に向けた中長期的な技能労働者の確保・育成 (人と企業がともに成長する好循環を生む「人材投資成長産業」の実現に向けた総合的 な施策の展開) 等 ●詳しくは以下を参照してください。  中央建設業審議会・社会資本整備審議会産業分科会建設部会基本問題小委員会  平成28年審議 中間とりまとめについて〜建設業の構造的課題への対応策に  ついて中間とりまとめを策定〜  ┗ ◆◆2.トピックス◆◆◆◆ ┏━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃(1) ┃四日市市曙団地における公営住宅の集約建替事業について ┗━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  四日市市は三重県の北部に位置し、西は鈴鹿山系、東は伊勢湾に面した、自然 にも恵まれた温暖な地域です。昔は東海道の宿場町として栄え、毎月4のつく日に 市(いち)が開かれたことが市の名称の由来となっています。  当市の東部に位置する曙団地は市所有の敷地に昭和28年から29年にかけて建設 された鉄筋コンクリート造の市営住宅5棟、県営住宅4棟が混在していました。 県営・市営ともに建設から60年以上が経過し老朽化も進んでいたことから、 四日市市が事業主体となり現地の市営住宅のみではなく県営住宅や近接する浜町 市営住宅を含めて2棟の新市営住宅に移転集約する形での建替事業を行いました。 この建替事業により、維持管理コストの縮減を図るとともに公共施設の集約化を 行うことにより、まちづくりの観点から、周辺地域の活性化と公有財産の有効活 用に資すると考えています。  また、本事業の建設地が存する地域は東海・東南海・南海地震発生時の津波浸水 想定区域の間近にあり、周辺に高層建築物や避難できる高台が無いため、新市営 住宅を防災拠点となる「津波避難ビル」として活用可能な公営住宅として整備する ことにより、市営住宅入居者だけではなく地域住民等の安全性の確保を図ってい ます。 ┏━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃(2) ┃知立市における市街地再開発事業等の取組事例紹介 ┗━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  知立駅周辺は、名鉄名古屋本線、名鉄三河線の鉄道結節点であることからかつては 商業等によるにぎわいのあるまちでしたが、社会環境やライフスタイルの変化に対応 した都市整備や市街地更新、生活施設の整備等が進まなかったことから、居住者や 買物客等が減少し、商業地の衰退、市街地の空洞化が進んでいました。  このような背景から、本市の中心市街地である知立駅周辺地区では、魅力ある都心 地区の形成、鉄道により分断されている南北市街地の一体化、活性化をめざし、新た なまちづくりを進めて参りました。基盤整備とあわせて、知立駅周辺を文化・商業・ 住居等の機能を集約した都市的機能整備ゾーンとして、中心市街地を再生しようと するものです。  このまちづくりは平成元年度に策定した知立駅周辺総合整備計画を基に進めており、 連続立体交差事業、土地区画整理事業(知立駅周辺及び知立駅南)、都市計画道路整 備事業を一体的に実施する事業として、平成9年度に都市計画決定しました。 このうち、連続立体交差事業は平成12年度に開始し平成35年度完了、知立駅周辺 土地区画整理事業は平成11年度に開始し平成38年度完了をめざしています。また、  都市計画道路整備事業は、他の2事業と連動して進めております。 知立駅北地区第一種市街地再開発事業は平成24年度に知立駅周辺土地区画整理事業 の区域内で一体的施行として都市計画決定し、平成27年度に権利変換計画の認可を 終え、今年度より工事着工を行い、平成30年度に工事竣工をする予定となっており ます。  この市街地再開発事業では、地域住民の生活利便性を向上し、まちに賑わいをもた らすこと、快適なまちなか居住を推進することを目的として、店舗、住宅、駐車場で 構成される再開発ビルを計画しています。この市街地再開発事業が実現することで、 知立駅前に生活拠点を形成するとともに、街のシンボルとなることが期待されてい ます。 ●詳細については、知立市ホームページをご覧ください。  知立駅北地区市街地再開発事業  ┗  知立駅周辺土地区画整理事業  ┗  知立駅付近連続立体交差事業  ┗ ┏━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃(3) ┃「平成27年度国土交通白書」の公表について ┗━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <平成27年度国土交通白書の概要>  現在、我が国では人口減少社会を迎え、高齢化も速いスピードで進むなど、産 業を支える生産年齢人口が減少を続けており、また、財政制約及び国際競争環境 も厳しさを増しています。  一方で、今後、これまで経済を支えてきた労働力が減少し続けたとしても、様 々な社会の「ムダ」を減らし、生産性を向上させていけば、持続的な経済成長を 実現することができると考えられています。  このような観点から、国土交通省としては、人口減少社会を迎え、社会のあら ゆる生産性を向上させることで経済成長を実現するため、2016年を「生産性革命 元年」と位置づけ、総力を挙げて生産性革命に取り組むこととしています。 (第I部)  「我が国の経済成長を支える国土交通行政の展開〜生産性革命をもたらす戦略的な インフラマネジメント〜」をテーマとし、我が国の経済成長を支える国土交通行政 の取組みについて、「社会のベース」の生産性を高めるストック効果の高い戦略 的なインフラ整備を中心に、インフラに関連する切口から紹介・考察し、今後の 方向性を検討しています。  また、2016年4月14日夜以降、熊本県及び大分県を中心に発生した一連の地震は、 広い範囲に甚大な被害をもたらしました。本白書では、「追部」として「平成28年 (2016年)熊本地震」への対応(2016年5月中旬時点)について報告しています。 (第U部)  平成27年度の国土交通行政の各分野の動向を政策課題ごとに報告してい ます。住宅政策関係では、第5章「心地よい生活空間の創生」において、住生活の 安定の確保及び向上の促進のため、平成23年度から32年度を計画年度とする新たな 住生活基本計画(全国計画)に基づき、@安全・安心で豊かな住生活を支える生活 環境の構築、A住宅の適正な管理及び再生、B多様な居住ニーズが適切に実現される 住宅市場の環境整備、C住宅の確保に特に配慮を要する者の居住の安定の確保という 4つの目標の達成に向け、住生活の安定の確保及び向上の促進に関する施策の推進に ついて記載しています。 ●詳しくは以下をご覧ください。  「平成27年度国土交通白書」の閣議配布について  我が国の経済成長を支える国土交通行政の展開〜生産性革命をもたらす戦略的な  インフラマネジメント〜  ┗ ◆◆3.その他報道発表資料◆◆◆◆  ┏━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃  ┃上記のほか6/16〜6/30の主な本省住宅局等報道発表資料等は以下のとおりです。 ┗━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●平成28年度 省エネ住宅・建築物の整備に向けた体制整備事業 (設備・建材メーカー等を通じた中小工務店支援)の募集開始について(2016年6月29日) ┗ ●熊本地震における建築物被害の原因分析を行う委員会の開催について(2016年6月28日) ┗ ●昇降機等に係る事故調査報告書の公表について(2016年6月27日) ┗ ●超高層建築物等における南海トラフ沿いの巨大地震による長周期地震動への対策について  (2016年6月24日) ┗ ●激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律施行令第41条第2項の規定に  基づく告示について(2016年6月22日) ┗ ●平成28年熊本地震による災害に係る被災市街地復興特別措置法第21条に規定する  住宅被災市町村について(2016年6月22日) ┗ ●建築基準法の一部を改正する法律(平成26年法律第54号)について(2016年6月22日) ┗ ●建築物省エネ法の概要説明会の開催について(2016年6月21日) ┗ ●「平成28 年度 既存建築物省エネ化推進事業(省エネルギー性能の診断・表示に対する支援)」  の提案募集の開始について(2016年6月16日) ┗ ◆◆4.ちょっと一息◆◆◆◆ ┏━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃(1) ┃除湿のおはなし ┗━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  只今、梅雨のまっただ中ですが、皆さん如何お過ごしでしょうか。くもりや雨の日も 多くなり、また気温も上昇傾向なことから、少しすっきりしないとお感じになる方も いらっしゃるのではないでしょうか?  そのような中、みなさんはエアコンの除湿機能を使われていますか? 除湿は、梅雨時に快適な環境をつくるためには良い機能だと思います。ただ、省エネ を考え除湿機能を使用していると、思わぬ落とし穴があるかもしれません。 除湿機能には、一般的には、弱冷房除湿と再熱除湿があります。この再熱除湿が予想 を反して電気代がかかる場合があると言われています。 弱冷房除湿:送風温度を多少下げ水分を減らす方式 再熱除湿 :一旦送風温度を下げ水分を減らし、その後室内温度を下げ無いように、 再度温度を上げて送風する方式 (冷房  :送風温度を下げ、結果的に水分が減る方式) 電気代  :弱冷房除湿 < 冷房 < 再熱除湿 除湿性能 :弱冷房除湿 < 再熱除湿 < 冷房 室温低下 :再熱除湿 < 弱冷房除湿 < 冷房 興味が有る方は、ご家庭等のエアコンの除湿機能について一度お調べになっては いかがでしょうか?。 ________________________________________________________________   |☆★ 今号も最後までご覧いただきありがとうございました。 ★☆|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌──┐〜住まいづくりメールマガジン〜 │□□│      〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 │□□├─┐     ◆発行:中部地方整備局 建政部 住宅整備課 │□□│□│  ∧      〒460-8514 名古屋市中区三の丸2-5-1 │□□│□│◯/ \     Tel:052-953-8574 Fax:052-953-8133 │□□│□│◯│田│     E-mail: │ │ │││ │ ※平成28年2月29日より3階から5階へ移転しました ┴──┴─┴┴┴─┴── 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ◆当メルマガに関するご意見・ご要望についても、上記宛に連絡してください。 ◆人事異動等のため、当メルマガの配信先を変更する場合、その旨をご記入の 上、返信ください。 ◆今後の配信を希望されない場合は、その旨をご記入の上返信ください。 ☆☆住宅整備課ホームページもご覧下さい!☆☆  ┗