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1. |
吹付コンクリートの材料及び配合
(1) |
請負者は、品質を確保するための急結性能をもつ急結材を選ばなければならない。 |
(2) |
請負者は、大小粒が適度に混合している骨材を使用し、設計図書に示す強度が得られ、かつ、はね返りが少ない等、施工性のよいコンクリートが得られるよう配合を定めなければならない。 |
(3) |
吹付コンクリートの配合、品質基準は表6−1のとおりとする。 |
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表6−1吹付コンクリートの配合(湿式)及び品質基準

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吹付コンクリートの強度試験資料については、土木学会基準の吹付コンクリートの強度試験用供試体の作り方(案)によるものとする。 |
(4) |
請負者は、配合を変更する必要が生じた場合には、設計図書に関して監督職員と協議しなければならない。 |
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2. |
定着剤の示方配合は表6−2を標準とし、SNドライモルタル同等品以上とする。 |
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表6−2モルタル配合表
ボルトの種類 |
目標強度
N/mm2 |
セメントの種類 |
水セメン ト比
(%) |
フロー値(p)
目標参考 |
SNアンカー又はこれと同等品以上の場合 |
9.8 |
普通ポルトラ ンドセメント |
35〜40 |
(19.5×19.5) |
スミネジバー又はこれと同等品以上の場合 |
9.8 |
超早強セメント |
40 |
(19.5×19.5) |
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3. |
鋼製支保工に用いる鋼材の材質はJISG3101(一般構造用圧延鋼材)2種(SS400)の規格に適合したものでなければならない。 |
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4. |
継ぎ材(タイロット)の材質はJISG3112熱間圧延棒鋼1種(SR235)とする。 |
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5. |
鋼製支保工に使用するさや管はJISG3444一般構造用炭素鋼鋼管2種(STK400)とする。 |
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6. |
鋼製支保及びタイロットに使用する六角ボルトはJISB1180、六角ナットはJISB1181、座金はJISB1256によるものとする。 |
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7. |
金網工に使用する材料はJISG3551溶接金網(めっきなし)の規格に適合するもので150o×150×φ5oとする。 |
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8. |
金網の止めピンはφ9o鉄筋同等とする。 |