第６編　道路編
第５章　コンクリート橋上部

第１節　適用
　 工場製品輸送工は、「特仕」第１編第３章第８節工場製品輸送工、仮設工は、「特仕」第１編第３章第10節仮設工の規定によるものとする。

第４節　コンクリート主桁製作工
　特仕5-4-3　ポストテンション桁製作工
　 １． ポステン主桁製作の使用セメントは、早強ポルトランドセメントとする。ただし、これにより難い場合は設計図書に関して監督職員と協議しなければならない。
　 ２． 実測値に異状があった場合は、監督職員に報告し、適切な措置を講じなければならない。
　 ３． 請負者は、道路橋示方書・Ⅲコンクリート橋編17・８・６(プレストレッシングの管理)に準拠し、実測値と緊張作業計画の予定値を対比した報告書を整備・保管し、監督職員の請求があった場合は直ちに提示するとともに、検査時に提出しなければならない。
　 ４． グラウトの配合は表５－１とするが、請負者はコンクリート標準仕様書施工編（土木学会）第25章及び基準編（土木学会）９．ＰＣグラウト試験方法に示す品質と、強度の確認のため試験練りを実施し、設計図書に示す品質が得られることを確認しなければならない。
ただし、試験方法はグラウト試験方法に基づき実施するものとする。
　 　 　
　 　 表５－１グラウトの配合

名称 普通ポルトランドセメント 水 ﾉﾝﾌﾞﾘｰｼﾞﾝｸﾞ型混和剤
(ﾎﾟｿﾞﾘｽGF1700同等品以上)
グラウト材料１‰当り 1,305㎏ 587? 13㎏

　特仕5-4-7　ＰＣホロースラブ製作工
　 １． コンクリートの施工については、「特仕」第６編特仕5-4-3ポストテンション桁製作工の規定によるものとする。
　 ２． グラウトの施工については、「特仕」第６編特仕5-4-3ポストテンション桁製作工の規定によるものとする。

　特仕5-4-9　ＰＣ版桁製作工
　 １． コンクリートの施工については、「特仕」第６編特仕5-4-3ポストテンション桁製作工の規定によるものとする。
　 ２． グラウトがある場合の施工については、「特仕」第６編特仕5-4-3ポストテンション桁製作工の規定によるものとする。

　特仕5-4-10　ＰＣ箱桁製作工
　 １． コンクリートの施工については、「特仕」第６編特仕5-4-3ポストテンション桁製作工の規定によるものとする。
　 ２． グラウトの施工については、「特仕」第６編特仕5-4-3ポストテンション桁製作工の規定によるものとする。

　特仕5-4-11　ＰＣ片持箱桁製作工
　 １． コンクリートの施工については、「特仕」第６編特仕5-4-3ポストテンション桁製作工の規定によるものとする。
　 ２． グラウト等がある場合の施工については、「特仕」第６編特仕5-4-3ポストテンション桁製作工の規定によるものとする。

　特仕5-4-12　ＰＣ押出し箱桁製作工
　 １． コンクリートの施工については、「特仕」第６編特仕5-4-3ポストテンション桁製作工の規定によるものとする。
　 ２． グラウトがある場合の施工については、「特仕」第６編特仕5-4-3ポストテンション桁製作工の規定によるものとする。

第５節　コンクリート橋架設工
　特仕5-5-1　一般事項
　 請負者は、「共仕」第６編5-5-1一般事項の５項の架設計画書に、現道上の架設については、設計図書から記載しなければならない。

　特仕5-5-2　架設工(クレーン架設)
　 １． プレキャスト桁の運搬については、「特仕」第１編第３章第８節工場製品輸送工の規定によるものとする。
　 ２． 請負者は、現道上における架設については、設計図書によるものとする。

　特仕5-5-3　架設工(架設桁架設)
　 桁架設については、「特仕」第６編特仕5-5-2架設工(クレーン架設)の規定によるものとする。

　特仕5-5-4　架設支保工(固定)
　 請負者は、現道上における架設については、設計図書によらなければならない。

　特仕5-5-5　架設支保工(移動)
　 請負者は、現道上における架設については、設計図書によらなければならない。

　特仕5-5-6　架設工(片持架設)
　 請負者は、現道上における架設については、設計図書によるものとする。

　特仕5-5-7　架設工(押出し架設)
　 請負者は、現道上における架設については、設計図書によるものとする。

第６節　床版・横組工
　特仕5-6-2　床版・横組工
　 横締め工の施工にあたって、緊張を与えて良い時期は、「共仕」第６編5-4-3ポストテンション桁製作工の５項の規定に準ずる。

第７節　支承工
　特仕5-7-2　支承工
　 １． ゴム支承に使用させる弾性ゴムは、クロロプレン系合成ゴムとする。
　 ２． 請負者は、支承の製造会社名をあらかじめ監督職員に提出しなければならない。
　 ３． 無収縮モルタルの配合は、「特仕」第６編特仕4-7-2支承工の規定によらなければならない。

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