(1) |
請負者は、施工中の盛土表面については、3%以上10%以下の横断勾配を得るよう施工しなければならない。なお、施工を中止する場合及び降雨が予想される場合には、表面を平滑に転圧仕上げをし、雨水の浸透が少なくなるよう施工するものとする。 |
(2) |
請負者は、盛土工で流用土・発生土・採取土及び購入土等が重複する工事にあっては、それぞれの出来形等を確認しなければならない。 |
(3) |
請負者は、盛土作業においては、木根・腐蝕物等の取除き及びこね返しを受けた部分の取り除き処理を行わなければならない。 |
(4) |
請負者は、盛土に使用できない不良土は、設計図書に関して監督職員と協議し処理をしなければならない。 |
(5) |
請負者は、盛土の締固め管理を密度管理としなければならない。ただし、密度管理が不適当な場合には設計図書に関して監督職員と協議を行い、表4−1の締固め管理を行わなければならない。 |
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表4−1 締固め管理
転圧機種 |
規格 |
一層の仕上げ厚さ(m) |
回数(回) |
ブルドーザー |
21t |
0.3 |
4以上 |
〃 |
15t |
0.3 |
5以上 |
振動ローラー |
2.5t〜2.8t |
0.3 |
5以上 |
タンパ |
60s〜100s |
0.2 |
3以上 |
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