自然河道区間

本来の川らしい環境が失われつつある場所

自然河道区間はこんなところ
河川名1級河川天竜川水系三峰川
所在地長野県伊那市・高遠町
アクセスJR飯田線・伊那市駅より車で約20分
管理者天竜川上流河川事務所
特徴帰化植物が繁殖し、河道内の樹林化が進んでいるなど三峰川らしさが失われつつある。
また、流れている水の水量も少ない。
主な利用自然観察、散策、水遊び
点検参加人数21名



平成15年現在の成績表
総合的な成績☆☆☆(三つ星)
川の水量が少なく帰化植物が増加し、川らしい環境が失われつつある空間。



No.点検項目現在の状況整備
必要
良い普通悪い
1昭和30年代以前の環境と比べて今の環境は?    
1-1  植生はどうですか  58%
1-1-1    帰化植物が増えてきていますがどう思いますか  93%
1-2  魚類はどうですか  58%
1-3  その他の生物はどうですか  56%
2水はきれいですか  42%
3流れている水の量は十分ですか  67%
4ゴミがなくきれいですか  30%
5危険な場所がなく安全ですか  36%
6景色はいいですか  33%
7歴史・文化を感じますか  18%
8堤防や河川敷には、近づきやすいですか  50%
9水辺へは入りやすいですか  64%
10散歩はしやすいですか  17%
11     

  良い点   悪い点



特に良い点特に悪い点
自然が豊かでトンボや蝶が生息し、魚もみられた。
木陰が多い。
お祭りや地域文化とのつながりがある。
水量が少ない。
川原に帰化植物が繁殖し森林のような状態になっているため、容易に水辺へ近付くことができない。
昔と比べると河川環境が変わってきている。



総合コメント
昔と比較すると河川環境が大きく変化し、川原の樹林化が進み、アレチウリ等の有害帰化植物が繁茂しています。
反面レキ河原が減少し、そこを生息・生育の場としている河原固有種が減少してきています。
三峰川が本来有していた川らしい環境を復元することが今後の課題です。

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