百科事典

日本の川


櫛田川




伊勢平野の田畑を潤す櫛田川 

プロフィール

水系名

櫛田川

荒川流域図

幹川流路延長

85km

流域面積

436km2

流域内人口

約5万人

流域関係都県

三重県






川の歴史


川の名前の由来

櫛田川は、古来、倭姫命が天照大神の鎮座地を求めて諸国を巡行の際、この地で櫛を落とされたことからこの名がついたとされる。これにならい歴代の斎王は、群行の際、櫛をこの川に捨て、神に仕える決心をしたという。

香り高き清流櫛田川

櫛田川は、三重県飯南郡高見山を源とし、支川蓮川、伊勢平野では佐奈川を合流し、伊勢湾に注いでいます。豊富な水量は主に農業用水などに利用され、水が豊かなことから森林資源にも恵まれて林業もさかんです。

治水の概要

昭和28年の13号台風・昭和34年の伊勢湾台風により大被害を受けたことから昭和 37年から国による治水事業が始められました。櫛田川祓川統合頭首工(堰)を可動堰に改築・支川蓮川に蓮ダムの建設等を行い、洪水に対し安全な川づくりが進められています。

「 松阪もめん」
清水とともに伝統文化があります。






主な災害

発生日
発生原因
被災市町村
被害状況

S34,9,26

伊勢湾台風

松阪市等

死者・行方不明者
 16名
負傷者 248名
被災家屋
 約3,800棟

S57,8,2

台風10号

松阪市等

被災家屋 13棟

H2,9,19

台風19号

松阪市等

被災家屋 約40棟

H6,9,30

台風26号

松阪市等

被災家屋 5棟






さらに詳しく知りたい方へ

 三重河川国道事務所


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