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電線共同溝整備事業とは、道路から電柱や上空の電線類をなくし、町の景観をスッキリするとともに、地震や台風による電柱の倒壊をなくし、安全性を向上することが出来ます。また、整備事業を推進する「無電柱化推進計画」を策定し無電柱化を推進しています。 |
【無電柱化とは】 |
「無電柱化推進計画」では、電線共同溝等の地中化による無電柱化を基本としています。しかし、整備箇所によっては、電線共同溝整備に十分な歩道幅員が確保できない、または歩道が設置されていない等の理由により、電線共同溝等の地中化による無電柱化が困難な場合も想定されます。そこで、そうした箇所における無電柱化にも柔軟に対応可能な裏配線や軒下配線等の整備手法もあります。 |
図 無電柱化の手法 |
電線共同溝の略語はC・C・Boxと呼ばれ、最初の「C」にはCommunity(地域、共同)やCommunication(通信、伝達)、そしてCompact(コンパクト)の意味が込められています。2番目の「C」はCable(ケーブル)の頭文字です。 |
【電線共同溝の特徴】 |
無電柱化の手法の中でも、電線共同溝とは、電線の設置及び管理を行う2以上の者を収容するために道路管理者が道路の地下に設ける施設のことで、電線を収容するための管路、特殊部(電線の分岐部分を収容するための施設、分岐桝及び簡易トラフを含む)及び引込管(道路区域内に設ける民地への電線の引き込みのための管路)を含むものとする。 |
【地中化以外による無電柱化の例】 |
地中化以外による無電柱化の事例。 |
例1 裏配線 | |
<表通り> | <表通りの裏側> |
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例2 軒下配線 |
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図 電線共同溝の基本構造イメージ図 |