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権兵衛峠道路の概要

平成18年2月4日、待望の伊那木曽連絡道路・権兵衛トンネルが開通を迎えました。
「近くて遠いお隣の地域」と言われていた伊那と木曽が、大変な難工事を経て完成した1本の道によって結ばれ、「本当に近くのお隣さん」となりました。
権兵衛トンネル開通後の伊那地域・木曽地域のこれからに、期待と注目が集ります。

一般国道361号は、岐阜県高山市を起点として長野県伊那市高遠町に至る延長約152kmの幹線道路です。
しかし、木曽谷から中央アルプスを横断して伊那谷と連絡する区間では、権兵衛峠と姥神峠の2箇所で自動車の通行ができなくなっています。
現在、権兵衛峠については林道経ヶ岳線を国道編入し、冬期以外はかろうじて交通を確保していますが、沿線地域より交通不能区間の解消と安全性の高い道路の整備を強く要望されていました。
そのため、平成7年度に伊那市~木曽町日義の間、延長約20kmを地域高規格道路「伊那木曽連絡道路」として、整備区間に指定し、姥神峠道路と権兵衛峠道路の一部を道路管理者である長野県が整備を進め、権兵衛峠道路の一部を国土交通省が権限代行で担当し整備を進めています。
これまで、姥神峠道路の姥神トンネル(L=1.8km)を含む約2.3kmが平成14年に供用され、このたび長野県施行の姥神峠道路と合わせた約9.9kmの区間が開通の運びとなりました。



権兵衛峠道路の位置図


位置図
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工事の様子


映像『権兵衛トンネル工事の様子』


平成17年8月:舗装・設備工事

平成18年春の開通に向けて着々と工事が進んでいます。舗装工事がほぼ終わり、完成目前のトンネルの様子をご覧ください。



平成16年1月:トンネル内覆工工事

平成15年11月に権兵衛トンネルが貫通して、約1年半経ちました。
現在は舗装工事やトンネル内の設備工事などを行っており、平成18年度開通に向けて工事が進んでいます。




権兵衛トンネル貫通の瞬間


映像『権兵衛トンネル貫通』


権兵衛トンネル 貫通の瞬間

大迫力の発破の様子や、無事に貫通し木曽側と伊那側が対面する瞬間をぜひご覧ください。



権兵衛トンネルが無事貫通!

国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所は、かねてから木曽谷と伊那谷を結ぶ権兵衛峠道路(一般国道361号)の権兵衛トンネル(トンネル延長4,467m)の工事を進めています。
工事はトンネル延長4,467mを木曽側工区1,467mと伊那側工区3,000mに区切り、木曽側と伊那側から同時に掘り進む形で行っています。
もろい地質と大量の湧水に悩まされる難工事となっておりましたが、最新の工法・機器を駆使して、11月10日に、木曽側工区1,467m(100%)、伊那側工区3,000m(100%)の地点で本坑が無事貫通しました。



トンネル貫通



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