菊川・天竜川の対空標識(ヘリサイン)の整備
~災害時に上空から迅速かつ的確に現地の状況を確認できるように対空標識(ヘリサイン)を整備しています~
平成29年1月16日
概要
東日本大震災や熊本地震における河川管理施設の被災や、近年の大出水における堤防の被災、氾濫などのように、地上から河川管理施設の被災状況や氾濫状況などを確認することが困難なことがあります。その場合には、防災ヘリコプターなどを用いて上空から確認することが緊急時には重要となります。
しかしながら、防災ヘリコプターなどにより河川を上空から見た場合、確認している位置、河川管理施設等の名称を瞬時に特定することが難しい場合があります。
対空標識(ヘリサイン)は、平常時や災害時において河川を上空から確認した場合に、位置を迅速に把握するためのマークとして、橋梁名や河口からの距離などの位置情報を堤防の天端などに明示します。
今年度、菊川においては10箇所、天竜川においては9箇所を整備しており、残りの箇所については順次整備を進める予定をしています。
整備状況


問合せ先
国土交通省中部地方整備局 浜松河川国道事務所
- 副所長 小野 秀樹、河川管理課長 伊知地 誠
- TEL: 053-466-0118 FAX:053-466-0122