庄内川(建設省)の対策 事業費320億円
 
   

1.河道掘削・築堤
 河道の掘削により水位を低下させるとともに、高さの不足する堤防の嵩上げを行います。なお、掘削にあたり自然な水辺が広がるように工夫し、豊かな自然環境の保全にも努めます。






2.堤防の強化
 今回の洪水により漏水、法崩れなどの災害が多数発生している状況を踏まえ、堤防点検の調査に基づき、必要な堤防の強化を行います。




3.洗堰の改築
 河道の掘削などによる水位の低下及び洗堰の嵩上げにより、今回の洪水における洗堰からの最大越流量を270m3/sから70m3/sに低減します。




4.遊水地越流堤の改築
 越流堤の嵩上げにより、遊水地の効果を向上させ今回のピーク流量を約140m3/s低減します。





5.水防拠点の整備
 新川の破堤により浸水した西枇杷島町や、庄内川からの越水により浸水した名古屋市中川区下之一色地区で、水防活動と水害に強い町づくりを支援するための水防拠点を整備します。



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