9月3日にマリアナ諸島付近で発生した台風14号は、12日3時には那覇市の東南東にあり、935hpaと非常に大きな勢力を保ちながらゆっくりとした速度で西に進みました。
一方、本州には秋雨前線が停滞し、この前線に向かって台風から暖かく湿った空気が多量に流れ込み、東海地方の大気の状態は非常に不安定な状態になりました。
このため、庄内川・新川流域では、11日未明から記録的な豪雨となり、名古屋地方気象台は、11日19:00に時間最大雨量93mmを記録、11日未明から12日までの総雨量は、年間総雨量1,535mmの1/3に及ぶ567mmとなりました。