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交通安全事業

交通事故対策

事故ゼロプラン

【概要】

 岐阜県事故ゼロプランは、岐阜県内のうち、国が管理する国道2,673区間から事故の危険性が高い区間(事故危険区間リスト)および優先的に取組を行う区間(代表箇所)を県民の皆さまとの協働により選定し、優先的・集中的に対策を実施していくことで、効果的に県内の交通事故を減少させていく取組です。

【事故ゼロプランの取組効果】

 岐阜県事故ゼロプラン策定前に発生した事故件数と、事故ゼロプラン策定後に発生した事故件数を比較すると、全国に比べ事故の減少率が高く、岐阜県事故ゼロプランの取組効果が発現し、より安全な道路環境となりました。

 しかし、死傷事故は減少しているものの、依然として発生しており、今後も事故ゼロプランへのより一層の取組を進めていきます。

●全国及び岐阜県(国管理国道区間)の事故件数の伸び率比較【死亡事故・死傷事故】

全国及び岐阜県(国管理国道区間)の事故件数の伸び率比較【死亡事故・死傷事故】

※2005~2008年を1.0としたときの伸び

●事故ゼロプラン箇所(3事務所)における事故件数の推移【死亡事故・死傷事故】

事故ゼロプラン箇所(3事務所)における事故件数の推移【死亡事故・死傷事故】

※事故ゼロプラン箇所:2010年選定箇所で2020年時点において事故ゼロプラン箇所として残存している箇所
※2010~2014年において対策を実施した箇所を対象
※交通事故データ:ITARDA事故データ(2005~2008年、2015~2018年)

【事故ゼロプランの取り組み方針】

 個別の選定区間に対する事故対策の取り組みは、岐阜県道路交通環境安全推進連絡会議が中心となり、進捗状況等を把握しPDCAサイクルを実践することで、確実な進捗管理を行い、効率的・効果的に交通事故の減少を目指します。

 なお、継続的な事故発生状況のモニタリングによる事故危険区間の追加検討も行い、交通事故の減少を目指します。

岐阜県道路交通環境安全推進連絡会議
【整備効果事例】

 右折車線の設置等の交差点改良を行い、多発していた追突事故が減少しました。

岩田駅前交差点

■実施した対策の概要(2013年度完成)

着目事故 対策方針 対策工種
追突 右折待ち車両への追突抑制 交差点改良(右折車線の設置)
右折時 右折車の停止位置の適正化 交差点改良(右折車線の設置、右折指導線の設置)
人対車両 歩行者空間の確保 交差点改良(横断歩道の設置、歩道の設置、歩道の拡幅)
実施した対策

●整備前

対策前
矢印

●整備後

対策後

■対策の評価対策の評価

※交通事故データ:ITARDA事故データ
(対策前:2009~2012年、対策後:2015~2018年)

【取組状況】

 事故ゼロプランの取組の一環として、岐阜県道路交通環境安全推進連絡会議を開催し、関係者の皆さまからご意見をいただきながら効果的な対策を進めています。

表 岐阜県道路交通環境安全推進連絡会議 取組状況

年度 開催日 会議名・開催方法 議事
令和4年度 2023年2月22日 令和4年度
岐阜県道路交通環境安全推進連絡会議
(web開催)

(1)設置要綱の変更について

(2)事故ゼロプランの取組みについて

(3)事故危険箇所の取組みについて

(4)ゾーン30プラスについて

令和3年度 2022年2月28日 令和3年度
岐阜県道路交通環境安全推進連絡会議
(web開催)

(1)事故ゼロプランの取組みについて

(2)事故危険箇所の取組みについて

(3)ゾーン30プラスについて

令和2年度 2021年3月 令和2年度
岐阜県道路交通環境安全推進連絡会議
(書面開催)

(1)事故ゼロプラン優先順位の設定について

報告(1)第五次社会資本整備重点計画(令和3年~)における「事故危険箇所」「交安法の指定道路」の選定作業について

報告(2)岐阜県内事故ワースト箇所の対策検討事例

令和元年度 2020年7月 令和元年度
岐阜県道路交通環境安全推進連絡会議
(書面開催)

(1)設置要綱の変更について

(2)事故ゼロプランの箇所数変更について

事故危険箇所

【概要】

 警察庁と国土交通省において指定される事故危険箇所とは、岐阜県公安委員会と道路管理者が連携して集中的な死傷事故抑止対策を講じることにより、指定箇所の死傷事故を約3割抑止することを目指し、以下の①又は②の条件を満たす箇所について、2022年3月に指定されたものです。

①過去4年間(2015年~2018年)における平均的な交通事故発生状況が以下3条件をすべて満たす箇所

・死傷者事故率:100件/億台キロ以上
・重大事故率:10件/億台キロ以上
・死亡事故:1件/億台キロ以上

②ETC2.0による挙動データを活用した潜在的危険個所

事故危険箇所は、県内に57箇所あり、岐阜国道事務所管内の直轄国道には、25箇所あります。

【整備効果事例】

 追突事故発生箇所では、「追突注意」の路面標示や看板、及び減速路面表示の設置を行い、安全性を向上します。

岩田駅前交差点

●整備前

整備前
矢印

●整備後

整備後

■対策の評価(国道41号中濃大橋南交差点)

対策の評価

※第4次社会資本整備重点計画策定時の基準となった事故件数
※交通事故データ:ITARDA事故データ(2010~2013年、2017~2020年)

 

交通安全対策

歩道整備

 歩道の整備を行い、安全性を向上します。

徳永交差点

●整備前

整備前
矢印

●整備後

整備後
歩道整備により歩行者と自動車を分離され、安全に通行できるようになった。

■対策の評価(国道156号徳永交差点)

対策の評価

ゾーン30プラス

【概要】

 生活道路における人優先の安全・安心な通行空間の整備の更なる推進を図るため、最高速度30km/hの区域規制「ゾーン30」とハンプ等物理的 デバイスとの適切な組合せにより交通安全の向上を図ろうとする区域を「ゾーン30プラス」として設定し、道路管理者と警察が連携しながら整備を進めています。

 生活道路の交通安全に係る新たな連携施策 「ゾーン30プラス」について(外部リンク 国土交通省HP)
 生活道路の交通安全に係る連携施策「ゾーン 30 プラス」の取組状況について(外部リンク 国土交通省HP)
 生活道路の交通安全対策ポータル:ゾーン30プラス(外部リンク)

【整備効果事例】

 生活道路の交通安全対策を行い、安全性を向上します。

ゾーン30プラス対象エリア

ゾーン30プラス設置個所

ゾーン30プラス縦断面図

■対策の評価

対策の評価



岐阜県内の目標地(道路案内標識に表示できる地名)

道路案内標識に表示する地名等は、基準地・重要地・主要地等に分類されており、原則、 これに基づいた案内を行っていま す。

重要地

重要地とは、県庁所在地や地方生活圏の中心都市などから選ばれます。



基準地

基準地とは、重要地の中でも、特に主要な都市から選ばれ、概ね1県1都市です。



主要地

主要地とは、二次生活圏の中心となる市や町、著名な史跡、名勝地などから選ばれます。


※上記のほかに、重要地・主要地以外の市町村、沿道の著名な地名等を案内する事もあります。


目標地一覧表

岐阜県内の目標地一覧表です。

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