ふじあざみ 第32号(1)
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▲平成12年11月21日に発生した大土石流で流された2mの大量巨石 |
(第9床固工)。 |
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平成12年には全国42都道府県において608件の土砂災害(土石流180件、地すべり137件、がけ崩れ291件)が発生しています。
富士山でも昨年11月21日に大沢川と竹沢川で土石流が発生し、大沢川では近年10年間で4回の大規模な土石流があいついで発生しています。
こうした土砂災害から身を守るためには、土砂災害に関する防災情報を正しく理解し、避難路・避難場所をあらかじめ確認する等の「日頃の備え」と異変を発見した時等の「早めの避難」が大切です。 |
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富士砂防工事事務所では、昨年度から遊砂地の内部や渓流保全工の周囲に砂防樹林帯を造成するため、東三郎北海道大学名誉教授が考案したリサイクルポット苗木を、小中学校などの協力を得て、コナラ、クヌギなどの広葉樹の植樹を積極的に実施しています。 |

▲富士宮市西小学校 |
富士山に生育する木と
その生育を知り森づくりを体験 |
富士宮自然森づくり会長、渡辺定元立正大学教授のご指導のもと、富士山に自生する広葉樹を選定し、富士宮種苗組合から用意していただいた苗木に加えて、昨年10月に大沢扇状地で砂防ウォークラリーで収集したドングリから発芽した苗木をつくりました。 |
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