令和7年度 事業紹介

●火山噴火に対する防災対策

 降雨による土砂災害だけでなく火山噴火に備えた対策も富士山南西麓・北麓で実施しています。令和7年度も引き続き実施していきます。

 ハード対策 ソフト対策
遊砂地工(沈砂地工)

【基本対策】

 段階的に目標を定め、景観・自然環境に配慮しつつ平常時から整備を進める。

 

 

コンクリートブロック備蓄

【緊急対策】

 緊急的な対応により、被害をできる限り軽減(減災)する。緊急対策の迅速な実施のため、資機材の備蓄や用地の調整等を平常時より行う。

【基本対策】

 噴火による土砂災害から命を守るために、火山や渓流を監視するカメラ、土石流検知センサー等の観測施設の設置について関係機関と連帯を図りながら整備を進めています。

【緊急対策】

 火山噴火時の状況把握や溶岩や土石流の危険性についての情報を関係機関に提供する。また、緊急時迅速に対応するため、様々な訓練を実施します。

洪水対応演習を実施しました!

 梅雨・台風などの大雨シーズン(出水期)を迎えるにあたり、土石流・地すべり等の土砂災害に備え、所内職員を対象に演習を実施しました。

● 日時 : 令和7年5月9日(金)

 災害発生時の初動体制の確保や関係機関への情報連絡、現地調査の実施など行動の手順を確認しました。

令和6年度に完成した 富士山南西野渓の砂防工事

【透過型砂防堰堤】

 大雨が降り土石流が発生したとき、大きな岩・流木などを捕捉する施設です。普段は水や土砂を下流に流すことが出来ます。

大久保沢第2砂防堰堤(令和7年3月完成)

大久保沢第2砂防堰堤(令和7年3月完成)