【特集】熱海市へTEC-FORCE派遣
〜令和3年7月の大雨による被災箇所等を調査〜

位置図と調査箇所

土石流発生前後の降雨量

中流部の土砂堆積状況
中流部の土砂堆積状況

■気象状況

 6月30日から7月4日にかけて、本州付近に停滞した梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだため大気の状態が不安定となり、断続的に雨となった。静岡県では、2日夜遅くから3日朝にかけて、遠州北、中部、東部、伊豆北の広い範囲で非常に激しい雨となり、静岡市北部では3日未明に猛烈な雨を解析した。降り始め(6月30日)から7月3日10時までの総雨量は、熱海市水口町で459ミリとなった。

■土石流発生状況

 熱海市伊豆山地区において発生した土石流は、逢初川上流部の標高約390m地点(海岸から約2q上流)から、逢初川を流下した。土石流により被災した範囲は、延長約1q、最大幅約120mにわたる。

■活動概要

 ●派 遣 先:静岡県熱海市伊豆山地区
 ●派遣期間:7月3日(土)〜7月9日(金)
 ●派遣人員:富士砂防事務所5名(運転手含む)
 ●活動内容:被災状況の把握と新規崩落箇所の調査



もどる ホーム つぎ FUJISABO通信 令和3年10月 第119号
発行:国土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所
静岡県富士宮市三園平1100 電話 0544-27-5221