国土交通省中部地方整備局 営繕部

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建物名称 名古屋地方気象台(現業庁舎)
所在地 愛知県名古屋市千種区日和町2丁目18
建物データ 構造   鉄筋コンクリート造
階数   地上3階  塔屋2階
昭和36年竣工
延べ面積 1,088 平方メートル
主要用途 事務所庁舎
耐震安全性の分類 UA甲(改修目標はU)
完成年月 平成17年3月
設計概要 『改修の目標』
 24時間対応の防災施設の耐震改修
  現業庁舎は気象観測を行う施設であるため、気象台業務の中枢部での工事を極力避け、完成後も観測業務に支障をきたさないよう、改修工法・位置に配慮した。大地震動後、構造体の大きな補修をすることのないよう、主に構造体U類の強度を確保した。
『耐震工法』
 構造体の改修(建物の骨組み)
1. 庁舎外部 鉄骨ブレースを設置することで、耐震壁を設置するよりも開口面積を大きく確保出来る。
2. 執務室内に影響を与えないよう、建物外周部に既存耐震壁の打増し及び耐震壁の新設を行う。
3. 基礎の補強を行い、建物全体の安定を図る。


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