防災の拠点「かわらんべ」
 豊かな自然を持つ天竜川上流域は、一方で「急峻な地形」、「崩れやすい地質」、「厳しい気象条件」などが重なり、災害には十分に備える必要があります。
 「かわらんべ」は、「川路・龍江・竜丘地区 治水対策事業」によって安全性が飛躍的に向上した大堤防上に建設された「天竜川防災拠点」です。

避難所としての機能  〜災害発生時の身の安全を確保〜

 「かわらんべ」は、応急避難施設に指定されています。水害、地震災害、土砂災害をはじめ、あらゆる災害発生時に緊急的に身の安全を確保することができます。

災害対応の拠点機能  〜災害発生時の活動を支援〜

 万が一災害が発生した場合、また天竜川の水位が基準の高さを超えた場合は、地域の水防団をはじめ、飯田市、国土交通省などの関係機関が災害対応の拠点として使用します。関係機関が集結し連携可能な施設として円滑な対応を支援します。

一般公開中の防災機器@  〜 河川ライブカメラ 〜

 かわらんべ館内では、河川監視カメラのライブ映像を見ることができます。長野県内の天竜川沿い各所に設置された監視カメラで、出水時の河川状況をリアルタイムに把握することができます。
(管理:国土交通省 天竜川上流河川事務所)

一般公開中の防災機器A  〜 河川水位情報モニター 〜

 かわらんべのすぐ下流にある「名勝・天龍峡」をはじめ、各所の観測水位を常に受信し、1階ロビーに設置された大型ディスプレイで確認することができます。
(管理:国土交通省 天竜川上流河川事務所)

啓発活動  〜身近な命を守るために〜

 突然発生する地震をはじめ、災害から命を守るためには訓練がとても大切です。しかしながら防災訓練の多くが義務的なものと思われがちで家族単位で参加しやすいものが少ないのが現状です。かわらんべでは、誰もが参加しやすく記憶に残りやすいゲーム形式を取り入れた「家族参加型防災イベント」を開催し防災力向上の普及に努めています。
  防災イベント「イザ カエルキャラバン」の様子はこちら

防災イベントの1コマ(ジャッキアップゲーム)

館内展示  〜過去の災害を知り防災力の向上に〜

 館内では、天竜川上流部の水害や治水の歴史を展示した「河川展示室」をはじめ、伊那谷を襲った未曾有の災害「36災害」などの資料を備えています。災害を知り防災力の向上にご活用ください。

 
  忘れない 三六災害の記憶 〜伊那谷を襲った未曾有の災害〜  
  天竜川上流 川路・龍江・竜丘地区 治水対策事業 (PDF 4.66MB)  ※国土交通省 天竜川上流河川事務所 パンフレット
    @天竜川はなぜ暴れるのか
    A川路・龍江・竜丘地区の水害の歴史
    B昭和36年6月洪水後の治水対策
    A川路・龍江・竜丘地区 治水対策事業の概要
    D治水年表
  『平成18年7月豪雨』 かわらんべの様子(かわらんべニュースより)
  寄稿 : 『2006年7月19日、天竜川増水を経験して』  (川路水害予防組合 組合長 吉川氏)


自然と向き合いながら防災力を高めます。

 天竜川の防災拠点・かわらんべでは、「施設としての防災」だけでなく、「防災」を「安全管理」の視点で幅広く捉え、体験講座にこうした要素を取り入れています。ただ「災害から身を守る」ではなく、「自然に親しみ、自然を学ぶこと」で自然のチカラを知り、万一のときのために行動できる心を育みます。

  防災や川の安全利用 の要素を取り入れた体験講座  

水遊び教室で
水難事故防止を啓発

防災講座
「砂防工事現場の見学」

水害の歴史を学ぶ
「36災と天龍橋の歴史」

暴れ天竜を学ぶ
「天竜川ぐるっと見学実習」

このような具体的な活動以外でも、かわらんべが子供たちの「たまり場」となることで、子供たち同士・または地域の大人との接点が増え、「地域力」としての安全基地としても機能しています。


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