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付着生物の生態

ヤギ類

本種を含むヤギやイソバナの仲間は、熱帯域をはじめ比較的温帯域にも多くの種が生息している。特に日本近海のような海流の交差する海域に多く観察される。
ウミトサカ類とともに海底などに着生して生息し、さながらお花畑のような景観を形成している。
陰日性でもっぱらプランクトンのような小動物を捕食して暮らしている。

堤体に付着し成長を続けるヤギ類
堤体に付着し成長を続けるヤギ類

ウミトサカ

この種のような、陰日性のソフトコーラルは日本近海の浅海にも多く見られる。一般に地味な色彩の多い海藻類の群生に対し、カラフルなウミトサカ類の群生は、さながら海の花畑を思わせるほどだ。堤体や岩場などでも多種が観察される。飼育には低水温、低い亜硝酸濃度、強い水流、新鮮な海水、小まめな給餌を心がけることがポイントである。給餌はポリプが開いているときに、無脊椎動物用の餌料を与える。ポリプの密生した群体は、その環境により伸び縮みする。種類も豊富で色々なものが輸入されている。

堤体に付着したウミトサカ
堤体に付着したウミトサカ

ウミサボテン

大きなものでは50cm。浅い海から水深110m。 北海道西岸以南。 昼は体が小さくて砂の中に隠れていますが、夜になると大きくなり「花(ポリプ)」が開くという日周期があります。 刺激をあたえると発光します。

離岸堤岸側に生息するウミサボテン
離岸堤岸側に生息するウミサボテン

ケヤリ類

毛やりのような鰓冠を広げる姿がおもしろい、ゴカイの仲間である。この仲間は比較的濁りがあって、潮通しのよい海域にするものも多く、海水中に含まれる有機物を毛やり状の鰓冠で漉し取って食べている。この鰓冠の色には茶色、紫色などのバリエーションがある。飼育下では、無脊椎動物用の餌料を頻繁に与える必要があり、それが育成の条件となる。

堤体内側に着生しているケヤリ類
堤体内側に着生しているケヤリ類

ナマコ

体の形や構造が、だいたい五方向に放射状にのびています。
体がかたく、皮膚の下に骨板(こつばん)をもっています。
体の中に「水管系」という器官をもち、体表にある「管足」という、 伸び縮みする、たくさんの管につながっています。

堤体内側に生息するナマコ
堤体内側に生息するナマコ

ウニ

ウニはナマコ・ヒトデなどと同じ仲間です。
ウニには、ナマコ・ヒトデなどと同じように「水管系」という器官と、それにつながる「管足」という伸び縮みするたくさんの管があり、これを使ってかなりの速さで移動したりすることが出来ます。また体は、半球形の固い外骨格(殻)と、強大なとげをもっていて、とげには、大・中・小の3種類の大きさのとげがあり、外的から身を守ったり、穴を掘ったり、移動に使われます。

堤体のすきまに生息するウニ
堤体のすきまに生息するウニ

海藻類

日本の近海には2,000種の海藻が生息し、普通の陸上植物と同じように光合成をして生活しています。
海藻は、波の静かな内湾を好む種類、波が直接強くあたる様な場所にはえる種類など、場所によりはえる種類がずいぶん違います。代表的な海藻類は、緑色の色素をもつ緑藻類(アオノリなど)、褐色の色素をもつ褐藻類(ワカメ・コンブ・ヒジキなど)、紅色の色素をもつ紅藻類(アサクサノリ・テングサなど)の3種類があります。

堤体上層部に付着する海藻類
堤体上層部に付着する海藻類