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日本近海で最もよく見られるタコである。
潮間帯から水深200m辺りまでの岩礁地帯や砂泥底に多く生息する。昼は海底の岩穴や岩の割れ目にひそみ、夜に活動して、甲殻類や二枚貝を好んで捕らえて食べる。
周囲の環境に合わせて体色を変えることができるが、生きている時はおおむね黄土色っぽい体色をしている。
敵から逃げるために煙幕のように墨を噴射する。体表にはやや縦長の大小の隆起が無数にあり、細かい網目状の模様になっている。吸盤は中心から外側へ放射状に線が入っていて、その機能を保つため吸着面だけ脱皮する。
腕はほぼ同じ長さで外套長の2.5から3倍ある。雄では第2・第3腕に拡大吸盤がある。雄の生殖器は右第3腕の先端にある。
卵のうは岩棚の下や穴の天井に多数の房状にして生みつける。母ダコは産み付けると、子ダコが出てくるまで捕食はせずに、綺麗な海水を送り続ける。
全長80cm位まで成長する。
食用として大量に漁獲されており、物陰にひそむ性質を利用した蛸壺[たこつぼ]漁法が有名である。
 
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