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海岸を守るために

新海岸法における基本計画策定について

  • 昭和31年(1956年)に制定された海岸法では、津波、高潮、波浪等の海岸災害の防護が目的とされていました。
  • そして、平成11年5月(1999年)に改正された海岸法では、これまでの防護に加えて、環境・利用が目的に加えられ、今後は防護・環境・利用の調和のとれた海岸づくりを行っていくことになりました。

線的防護から面的防護へ

従来は直立堤防(護岸)や消波工により、海岸を「線的に防護するのが一般的でした。この方式だと、侵食の激しい海岸では、年数がたつにつれて砂浜が後退し、堤防が倒壊したり、波が堤防を超えてしまうようになる場合がありました。そこで考えられたのが複数の施設により、波の力を分散させて受け止める「面的に防護する」方式です。

代表的な海岸保全施設
堤防(海岸堤防) 高潮や津波あるいは高波などによって海水や波が陸地に侵入し、あるいは陸地を侵食したりするのを防ぐ目的で、海岸線付近に設けられるもので、現地盤を盛土しその表面をコンクリート等によってコーティングされた構造物です。
護岸 護岸は、つくられる目的は堤防と同じですが、堤防のように新たに盛土するのではなく、今ある海岸線をコンクリートなどでコーティングしたものです。
突堤 一般に海岸の汀線からほぼ直角方向に、沖側に向かって突き出して設けられる構造物で、海岸侵食防止、軽減及び安定化を図ることを目的として設置される構造物です。
離岸堤 離岸堤は、沖合に海岸線と平行につくられる構造物で、沖合からくる波のエネルギーを弱めて、その背後に砂がたまるようにします。
有脚式離岸堤 有脚式離岸堤は、消波機能を備えた上部工を鋼管杭と一体化させ支持させる構造物であり、コンクリートブロック離岸堤と同程度の消波機能を持ち、従来では設置が困難な急勾配海岸にも設置可能で、高波浪時にブロックが破損したり散乱して、周辺の利用等に影響を及ぼすことなく維持費が軽減できるなどの特徴があります。
人工リーフ 人工リーフは、自然のサンゴ礁を真似た構造物で、海岸付近に幅広い浅瀬をつくるものです。波は水深が浅くなると砕けてその勢いを失うことから人工リーフなどによってつくられた浅瀬により沖のほうで波が砕け、波の小さい海域を広く取ることができます。
消波堤 消波堤は、波打ち際付近に設置され背後の土砂等が流れ出すのを抑え、波のエネルギーを弱めることにより、砂浜の後退を防ぐ構造物です。