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トップページ > 海岸のページ > 防護 > 台風被害と海岸特性

駿河湾は台風シーズンになると数多くの台風が通過することから、それに伴って高波が発生し、 過去に度々海岸災害をもたらしました。

台風に伴う風
台風は巨大な空気の渦巻きになっており、地上付近では上から見て反時計回りに強い風が吹き込んでいます。そのため,進行方向に向かって右の半円では、台風自身の風と台風を移動させる周りの風が同じ方向に吹くため風が強くなります。
中心(気圧の最も低い所)のごく近傍は「目」と呼ばれ、比較的風の弱い領域になっています。しかし、その周辺は最も風の強い領域となっています。
台風に伴う高波
波には、風が強いほど、長く吹き続けるほど、吹く距離が長いほど高くなるという3つの発達条件があります。台風はこの3つの条件を満たしています。
周辺の海域では台風の移動に伴って次々と発生する波がうねりとなって伝播してくるため、いろいろな方向からうねりがやってきて重なり合います。そこで風が吹いていれば風浪が加わり、さらに複雑な波になります。
気象庁では波の高さを説明する際には、4mから6mの波を「しけ」、6mから9mの波を「大しけ」、さらにそれ以上の高い波を「猛烈なしけ」と呼んでいます。
台風に伴う雨
台風は、暴風とともに大雨を伴います。台風は積乱雲が集まったもので、雨を広い範囲に長時間にわたって降らせます。
また、暖かい湿った空気が台風に向かって南の海上から流れ込むため,日本付近に前線が停滞していると、その湿った空気が前線の活動を活発化させ、大雨となることがあります。
このように大量の雨を数日のうちに降らせ、被害が発生し、死者・行方不明者、建物の全半壊・流失、家屋の浸水、山・がけ崩れと甚大な被害が発生します。